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いよいよやってきますよ、今年もやってきますよー、3月8日サバの日!  サバファンもサバファンでなくても、この日は絶対サバでしょ! そんなサバらしい日に向けて、とんでもない商品が全国デビューを果たす! そう! 「さばカツ」をご紹介します!

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3月8日サバの日は、肉に勝つ「さばカツ」で勝負に勝つ!

いよいよやってきますよ、今年もやってきますよー、3月8日サバの日!
サバファンもサバファンでなくても、この日は絶対サバでしょ!
そんなサバらしい日に向けて、とんでもない商品が全国デビューを果たす。
「さばカツ」

国産さばを半身まるごと二度揚げし、甘辛いソースにからめた「さばカツ」。
揚げずにレンジ調理可能。

ありそうでなかった、サバのフライ。
手がけたのは、以前ご紹介した「とろさば照り焼き」「焼きとろさば昆布仕込」が大手スーパーで大人気の山田水産。
山田水産では魚の冷凍フライ「山田のフラヰ」も販売している。
本格派の旨さと、サクサクの食感を、「レンジ調理」で実現した商品だ。

国産の厳選した素材を使った「山田のフラヰ」。
「あじフライ」「いわしカツ」「いわしチーズ」を展開。
レトロなパッケージの中心に堂々と構える
食いしん坊侍「山田揚之助」が目印。

山田水産のポリシーは「仕入れから加工まで一貫した生産体制」。
産地や鮮度にこだわった「世界品質」を確立するためだ。
目指す商品のために労力を厭わず、いっさい妥協しない。
日本初のうなぎ無投薬養殖に際しては、なんと「社員が養殖場に住み込んで、うなぎと寝食をともにして」成功した会社である。
とんでもなくアツい「山田イズム」!
ありきたりなフライであるはずがない。
山田水産専務の山田信太郎さんは、魚のフライをほとんど食べてこなかったという。
「美味しくないから」というのがその理由だ。
「魚の味がしないし、ほとんどパン粉みたいなフライ、ありえないと思いません?」と山田さん。
だったら、「自分が旨いと思うものを作ろう」と開発に取り組んだ。
使うのは「最高の魚」。
アジ、イワシはすべて国産。現地で鮮度や脂のりを吟味して買い付ける。
製造工程においても、衣をつける比率、生地の配合には、とことんこだわった。
薄い衣をつけて低温で上げ、次に高温と2度揚げで、「サクサク」の仕上がりを実現。
油の劣化を防ぐために、フライヤーに新しい油を加えたり、循環させるなど管理も徹底。
気持ちいいほどサクサク、衣の中はみっしり魚。
なおかつ、揚げずにレンジ調理で食べられるという、ミラクルな「魚至上主義のフライ」は、一昨年の発売から着々とファンを増やしていた。

「あじフライ」。サクサクジューシーで大人気。

さらに新たな魚を……と考えた山田専務。
白羽の矢が当たったのは「サバ」だった。
その発想は、まさかの「とんかつ」からだった。
「とんかつがこれだけみんなに人気なんだから、魚のカツがあったらいいのにと思って」と山田さん。
「魚ってそもそも、肉に比べるとボリュームで負けてるとか、肉に比べて手軽さで負けてるイメージですよね。
でもサバなら勝てるんじゃないかと」。
しかも栄養満点のサバ。
DHA,、EPAもばっちりチャージ可能!
「サバのカツで、肉に勝つ!」
山田の「勝負サバ」プロジェクトがスタートとした。
「とんかつ好き、肉好きにも食べてもらいたい!」と勝負に出た山田さん。
ほかのフライと同様、サバにもとことんこだわった。
国産で、最高のコンディションのものを厳選。
2度揚げしてから、特製の甘辛いオニオンソースに漬けて仕上げた。
いわば「ソースカツ」のイメージだ。
ボリュームで勝つために、サバは半身まるごと!
「とんかつでできることはすべてできる」を実現するために、かつ丼、かつサンドなどの料理も試作して、味のバランスを徹底的に研究した。
そして完成。
商品名はもちろん「さばカツ」!
「できたよー」と、ジェンヌ家に山田さんから送られてきた、さばカツの箱を開けて、たじろいた。

さばカツ。約200グラムとボリューム満点。
特製ソースが絶妙にしみしみ(涙)。見るだけでお腹がなるビジュアル。

「でかっ!!!」
たまげるジェンヌ。
何が起きたのかと思うほどでかっ!
味のほうは……。
さっくり揚がったさばカツは、旨みしっかりふっくらジューシー、甘辛のほどよくこってりソースがバッチリの相性。
ほどよく身にしみしみして、クセになる!
おーーー、とんかつに勝ってる!
しかもこれ、揚げなくていいし!
レンジでチンすればOKだし!
そして「とんかつでできることは〜」と山田さんの言う通り、「さばカツで置き換え」可能!
カツ丼♪

さばカツ丼♪

カツ玉丼♪

さばカツ玉丼♪

さばカツカレー♪

さばカツサンド♪

置き換えっていうか「超えてる」し。
サバジェンヌ的には、世界中のとんかつを「さばカツ」に置き換えたいくらい!

2月、初めて東京で「さばカツ」がお披露目された。
東京・日本橋三越本店に期間限定出店、さばカツは飛ぶように売れた。
「これまでのほかの魚のフライとは、お客様の勢いが違いました」と山田さん。
売り場の勢いがそもそもスゴい。
合言葉は「さば勝つ」!
勝負に勝つ!
仕事に勝つ!
受験に勝つ!

さすがサバ。
ほかの魚とは「圧」が違う……。

なんだかわからないけれど、とにかくいろいろ勝てそうだ。
テンションの高さに押されたのか「とんかつと間違えて買っていった」お客さんもいたらしい。
さばカツは、現在『産直青魚専門 御厨新宿店』の週替わりランチでも味わえる。
さばカツの美味しさを、引き出すために工夫を重ねたという「さばカツ卵とじ」は、特製のだしでほどよくさばカツを煮て、卵でとろっとふわっと仕上げた一品。

御厨のランチで提供中の「さばカツ卵とじ」。

うう、だしがほどよくしみしみ、とろとろたまごにくるまれた、さばカツったら……(涙)。
白めし泥棒すぎる!

とろとろたまごとさばカツの麗しいマリアージュ。
新宿界隈のサバリーマン、サバOLに大好評!

さばカツは、3月1日から首都圏はじめ全国のイオンなど大手スーパーにて発売(九州はすでに発売中)。
サバ界注目の「勝負サバ」。
「勝ちたい」ときのマストサバグルメ、なんてったって今年はオリンピックイヤー。
食べる機会も増えそうだ。
さばカツで世界に勝つ!

■山田水産
http://yamadasuisan.shop/shopping/prod/list
■御厨 新宿店
さばカツ卵とじは(刺身、小鉢、ごはん、お味噌汁付き940円)は週替わりで提供。確認を。
https://mikuriya-shinjuku.gorp.jp/

池田陽子(いけだ ようこ)
サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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この記事のライター

池田 陽子
池田 陽子

池田 陽子

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