最初にかけ汁を口に含んだ時、もしかしたら「おや?」と思うかもしれない。一般的なつゆに比べると、ほんの少しだけ、かえしの風味が淡い薄口仕立て。
画像ギャラリー※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。
浅野屋(最寄駅:高田馬場駅)
飲み干して完成する味 淡口から変化するつゆに惚れ惚れする一杯
しかし食べ進むうちにダシの旨みと華やかな香りが重なり合ってどんどん厚みが増してくる。最後の1滴までぐっと飲み干すと、このつゆこそが大正解と膝を打つ。花巻は焼き海苔でなく、敢えての生海苔で。まさに花のようにパァっと広がり蕎麦に絡む風情がいい。つまみは蕎麦屋としてはエッジが効いていて、玉子焼きはクリーム入りをバターで焼いたオムレツ風。ポテサラも自家製の野菜のピクルスがアクセントだ。どれも少量ずつってところがひとり酒にも丁度いい。
生海苔の花巻そば
850円
ゆば卵とじせいろ
1000円(写真は手打ち蕎麦に変更+250円)
肉豆腐、手作りポテトサラダ
500円、450円
蕎麦屋のふわとろ玉子
450円
お店からの一言
「昼限定メニューの蕎麦と卵かけごはんのセットも人気です!」
浅野屋の店舗情報
[住所]東京都新宿区西早稲田3-27-4 第1キャラット河俣1階B [TEL]03-3205-3557 [営業時間]11時半~14時半(14時15分LO)、17時半~21時半(21時15分LO) [休日]第2土、日 [席]カウンターあり、全18席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード不可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄東西線高田馬場駅6番出口から徒歩5分
撮影/小島 昇 取材/菜々山いく子
2019年12月号発売時点の情報です。
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