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2020年一番の売れ筋商品は何だったのか? 大手コンビニ各社にスイーツと冷凍食品でヒアリング。それらをおとなの週末編集部が食べ比べしました。

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はじめに

大手コンビニエンスストア、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの冷凍食品とスイーツのNo.1商品を直撃。その実力を確かめるべく、おとなの週末編集部が食べ比べしました。

コンビニで人気No1の冷凍食品はこれだ

ファミリーマートで人気No.1の冷凍食品

もちっと食感の汁なし担々麺 248円

もちもち食感がクセになる平打ち麺に、濃厚な旨辛ゴマダレがたっぷりと絡む。デフォルトはやさしいピリッとした辛さで、別添えの花椒入り唐辛子で好きな辛さに調整できるのがうれしい。

「人気の高い冷凍食品の中でダントツNo.1商品です。特に30〜40代の女性に支持されています」(広報担当)

「本当にもちもちで看板に偽りなし! ボリュームも満足」(ライター・赤谷)

セブン-イレブンで人気No.1の冷凍食品

セブンプレミアム レンジで焼き餃子 138円

鶏肉・豚肉と野菜(キャベツや玉ネギ、ニンニクなど)は国産を使用。レンジで温めるだけで食べられる手軽さ、袋の中はトレー容器なので、お皿なしでいただける利便性などが魅力。

「おつまみやおかずとして不動の人気です。調理後に急速冷凍をしており、出来たての美味しさを味わえます」(商品本部担当)

「コスパに驚き! 肉、野菜の旨みもしっかり」(編集・門脇)

ローソンでNo.1の人気No.1の冷凍食品

黒トリュフソースで 食べる ローストビーフ 399円

脂肪分が少ない豪州産モモ肉を低温でじっくり加熱し、肉の旨みを凝縮。

「黒トリュフを使用したトリュフソース(醤油ベースの和風テイスト)を添付しており、トリュフの豊かな香りでより一段と贅沢に食べられます。9月に発売されてから、おつまみの冷凍食品として注目度No.1です」(広報担当)

「肉の旨み、豊かなトリュフの香り。これはお値打ち」(ライター・市村)

コンビニ担当者に聞いた、2020年の振り返り&2021年の展望

ファミリーマート

節約志向の高まりで自炊の機会が増えたことにより、長期保存が可能で手軽に使える冷凍野菜は年々売り上げ・ラインナップ共に広がっています。価格は108円に統一し、より便利で使い勝手が良くなっています。

一方で、「さっぽろ純連監修チャーハン」(278円)のような、専門店の味を忠実に再現した商品にもご注目ください。

セブン-イレブン

「健康」「内食」といったニーズに対応すべく自然解凍で使える野菜素材やそのまま炒められる下処理済冷凍野菜など、調理に役立つ野菜やミールキットの開発に尽力しています。

スイーツは、ご家族分や翌日分をまとめ買いされる方が増えています。環境変化やお客様のニーズに対応し、「質」を追求した商品開発に継続して取り組んでいきます。

ローソン

2014年からの5年間で、チルド和洋菓子の売り上げ高が1.5倍になりました。今年は疲れやストレスの解消として癒しを求める、“自分へのちょっとした贅沢”というニーズが高まっています。

素材やメニューの美味しさを追求した新シリーズ「Uchi Cafe Specialite」を販売。1月25日まで「雲泡クリームの苺ショート」(320円)を販売します。

コンビニで人気No1のスイーツはこれだ

ローソンでNo.1の人気No.1スイーツ

どらもっち あんこ&ホイップ 180円

生地には、長イモ・米ペーストなどを使用してもちもち食感を実現。小豆は藻塩で甘辛さのバランスを追求。北海道産生クリームを配合したホイップと合わせている。

「2018年の発売以来、和スイーツ1位。極薄生地ですぐに火が通ってしまうため、焼き時間や温度など何度も調整して辿り着きました」(広報担当)

「あんこ、ホイップ、甘さの調和がちょうどいい」(編集・武内)

セブン-イレブンでNo.1の人気No.1スイーツ

シュー・ア・ラ・クレーム 140円

香ばしく焼き上げたシュー皮に風味豊かなクリームを詰めた、セブン-イレブンスイーツ渾身の看板商品。

「卵のコクと風味を感じられるクリームには、スイーツ作りのために生まれた卵『エグパティシエール』を使用。2020年5月末の発売から3日間で約100万個売れました」(開発担当)

「香ばしい皮とクリームが抜群。コーヒーに!」(ライター・市村)

ファミリーマートでNo.1の人気No.1スイーツ

スフレ・プリン 278円

とろけるような口どけに焼き上げたカスタードプリンの上に、ふわしゅわ食感のしっとりとしたチーズスフレを丸ごとのせたインパクト抜群のデザート。

「2018年11月の発売以来、シリーズ累計約3300万個を売り上げています。これはおよそ2秒に1個ご購入いただいている計算になります」(広報担当)

「繊細なスフレととろとろプリンが上品な味わい」(ライター・赤谷)

おわりに ~ステイホームの影響がコンビニ商品にも反映~

コロナ禍のコンビニで最も販売数が伸びたのが冷凍食品。ベストイートはいずれも「おかずでも、おつまみでも」イケる商品たち。『ローソン』の「ローストビーフ」は、冷蔵庫での4時間の自然解凍が必要だが、赤身肉の美味しさにビックリ。

『セブン-イレブン』の「セブンプレミアム レンジで焼き餃子」はレンジで1分40秒温めれば完成。焼かないでいい冷凍餃子って楽ちん。価格も手頃で企業努力を感じずにはいられない。

『ファミリーマート』の「汁なし担々麺」は元々気になっていた商品。麺が本当にもっちもち。またスイーツも各社ともに質の向上を目指して開発されており、その美味しさに驚いた。

特に『セブン-イレブン』の「シュー・ア・ラ・クレーム」と『ファミリーマート』の「スフレ・プリン」の人気は凄まじく、入荷するとたちまち売り切れるんだとか。試食&撮影に際して、予約しておいて良かった! いずれも売り切れや取り扱いのない店舗もあるので、購入の際はお気をつけて。

撮影/鵜澤昭彦 取材/市村幸妙

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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