お好み焼きとオレンジワインが合う<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.1.0/72x72/2049.png" alt="⁉" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> その答えが伊勢丹新宿店にあった

今人気を集めているオレンジワインと、大阪や広島のソウルフード・お好み焼きとの相性がいいという情報をキャッチ。どうやら、伊勢丹新宿店 本館6階 催事場で開催される「世界を旅するワイン展」にその答えが隠されているとのことで、伊勢丹新宿店の洋酒アシスタントバイヤーさんに伺いました。

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ワイン好きが胸踊らせるイベント「世界を旅するワイン展」が3月17日(水)から22日(月)まで、伊勢丹新宿店 本館6階 催事場で開催される。

今年で11回目になるこの催しは、世界30カ国1300点以上のワインが登場。日本ではまだあまり知られていないワインがいただけるバー、国産ワインの奥深さを実感できるコーナー、魅惑のフードペアリングを楽しめるのだ。

伊勢丹新宿店で開催「世界を旅するワイン展」 2021年3月17日(水)〜3月22日(月)[最終日午後6時終了]

お好み焼き×オレンジワインが好ペアリングの理由

ワインは好きですか? 私は好きです。が、詳しくないというのがライター・市村のここだけの悩み。そう、とても好きなんだけど、「旨い、旨い」って飲んじゃうので、飲み方などを含めたこれが正解! みたいなのがイマイチわからないのです……。

と、そんな私の耳に入ってきたのが、「お好み焼きとオレンジワインが相性抜群」ということ。

「世界を旅するワイン展」では、大阪のお好み焼き&ナチュラルワインの名店『パセミヤ』と『フジマル食堂』がコラボしたレストランが登場する。ここでの目玉のひとつが、お好み焼きとオレンジワインのペアリングなのだ。

へぇ、それはとっても楽しそう。お好み焼きといえば私みたいな庶民にも寄り添ってくれるし、オレンジワインはこの数年流行っているよね。重いワインは飲み疲れがちだし、だからといって軽い白だと満足し切れない私にピッタリ!

牛すじの煮込み入りお好み焼き(880円)。
『フジマル食堂』では、日本のワインやオレンジワイン以外にも、ナチュラルワインを日替わりや飲み比べセットで用意

でもどうして、お好み焼きとオレンジワインが合うのだろうか。

伊勢丹新宿店洋酒アシスタントバイヤーの半田真也さんによれば、
オレンジワインを醸造する際の種や果皮に由来する複雑な味わいが、お好みソースの甘辛い味わいにマッチします。さらに今回のお好み焼きに関しては、牛すじを使って旨みも加わっているため、その旨みを包み込むようなペアリングを愉しんでいただけます」とのこと。

見て、買って、飲んで……『世界を旅するワイン展』の楽しみ方

『世界を旅するワイン展』は、「国別ワイン」・「日本ワイン&リカー」・「自然派ワイン」・「レストラン&バー」の4つのテーマに分かれている。

「国別ワイン」は、世界各地の高品質なワインが900種ほどが揃う。
「お客様の価値観が変わるようなワインだと思います」と半田さんがイチオシするのが、コート・デュ・ローヌの「サンジョセフ ルージュ ルフレ 2005」。

写真左が、フランス、コート・デュ・ローヌにあるドメーヌ フランソワ ヴィラールの「サンジョセフ ルージュ ルフレ 2005」(赤・750ml/8800円) 。
熟成による中国茶などの複雑な香りが広がり、ブルゴーニュワインのようななめらかなタンニンで深い味わいが楽しめる。

本当は飲食店で提供されるはずだったものを今回特別に入手できたのだとか。そのため、18点の限定販売。この状況下で小売りでは出てこないようなワインがあるのも、今年のこのイベントならではのポイントだ(飲食店を応援している本誌としては、複雑な気持ちもありますが)。

また、日本ではあまり馴染みのないスイスワインにも力を入れている(今年は無料試飲が無いのでご注意を!)。

「日本ワイン」は40ワイナリー、200種類を厳選。半田さんが注目しているのは九州のワインだそうで、「世界的に見ると、まだまだ線が細いイメージが払拭できていない日本のワインですが、温暖な気候で育まれる九州産のワインはパンチのある味わいなので、ぜひお楽しみいただきたいです」と話す。

写真右が、大分県の安心院葡萄酒工房の「安心院スパークリングワイン」(白発泡辛口・750ml/3509円)
泡立ちのきめ細やかさとしっかりした味わいが魅力。国内外のワインコンクールでも評価を受けている

「レストラン&バー」では、今年も英国最古のワイン商であるベリー・ブラザーズ&ラッド社プロデュースの期間限定バーを展開。シャンパーニュ&イングリッシュスパークリングの飲み比べや1990年代、2000年代、2010年代と熟成の異なる3種類のブルゴーニュワインの飲み比べがあり、熟成によってどう味が変わっていくのかを堪能できる。

その他にも、ビンテージのラムとシェリーやマデイラワインとポートワイン、マスカットベリーAの飲み比べなども楽しみ!

さらにさらに超注目なのが、世界3大スパークリングの「フランチャコルタ」が初登場すること。聞けばイタリア最高峰のスパークリングワインなのだそう。

フランチャコルタバイザグラス(グラス880円〜)
多様性を感じられるラインナップが揃う

半田さんは「『フランチャコルタ』は、シャンパーニュと比較される方が多いと思いますが、厳密な製造ルールの下で作られており、味わいの多様性とクオリティの高さをお楽しみいただけます。

最も特徴的なのが瓶内二次発酵(熟成期間)の長さ。シャンパーニュは最低12ヶ月ですが、フランチャコルタは最低でも18ヶ月と圧倒的です」と教えてくれた。

イタリア北部に位置するフランチャコルタ地方は高品質のブドウの産地だが、イタリア人らしいおおらかさで、産地が広がったのだとか。

そのため、当初の産地のものは華やかな香りが楽しめるが、場所によってはミネラル感が強かったり、南部になるとふくよかでスパイシーだったり、それぞれに個性があるため、好みのワインが見つかりやすいと言います。

会場隣には購買ブースがあるので、自宅でも楽しめるのはうれしい。

イベントのオンラインストアも同時開催!!

今年の『世界を旅するワイン展』は、オンラインでもワインを販売。
「世界のオレンジワイン5本セット」(12870円/36セット限定)

なお、3月26日(金)まで同時開催中のオンラインストアはセットアイテムがメインで、上記写真の「世界のオレンジワイン5本セット」など、会場とは品揃えが別になる。

ワイン好きの方も、私のようにこれからワインのいろいろなことを知りたいという方にもオススメのイベントだ。

オレンジワインとお好み焼きの相性を確かめつつ、好みの味に出合ってみては。

※会場の混雑状況により、入場制限がかかる可能性があります(最終日は18時まで)。
営業時間は、伊勢丹新宿店の公式サイトをご覧ください。
伊勢丹新宿店HP:www.isetan.co.jp
各日イートイン・BARは11時~、ラストオーダーは終了30分前になります。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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