次なる一手は、アメリカの若者に人気の“ハードレモネード”
2018年5月に九州でのパイロット販売から累計で790万ケースを販売、フレーバーのひとつ「定番レモン」はレモンサワー部門の金額シェア第1位(※)と、見事に大ヒットしたレモンサワー缶「檸檬堂」。
※コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社 2020年第3四半期決算説明会資料より
今この記事を読んでいるあなた、周りの家族や友人に愛飲者がいることでしょう。そんな「檸檬堂」に次ぐコカ・コーラ社のアルコールブランドが登場。その名も「ノメルズ ハードレモネード」。
アメリカの若者から支持を集めているレモネードのお酒“ハードレモネード”の専門ブランドです。たっぷりの果汁とこだわり製法で作ったレモネードに、オリジナルのアルコールを足した甘酸っぱい酒らしく、レモンサワー全盛の日本ではまだまだ馴染みがないジャンルです。
パッケージは、和、居酒屋を思わせる「檸檬堂」から一転、レモンをイメージしたイエローにフードトラックのイラストをあしらい、洋の装い。開放的でなんとも爽やかです。
気分に合わせて「NOMEL(呑める)」ようにと、フレーバーは3種類をラインナップ。
・甘酸っぱい「オリジナル」
・ちょっとすっぱい「サワー! サワー! サワー!」
・ほろにが「ビターサワー」
さてさて、一体どんな味なのか、早速飲んでみました。
特徴は大きく分けてふたつ
「ノメルズ ハードレモネード」の特徴は、
・ミキサーでレモンを丸ごと味わえる「ブレンダーレモネード」から着想
・ジンの香りの元であるスパイス「ジュニパーベリー」のエキスでアルコールに洋風の味付け
これは、どのフレーバーにも共通しています。さあ、飲みますよ!!
酸味とほのかな甘みのバランスが絶妙な「オリジナル」
まずは、定番のフレーバーという「ノメルズ ハードレモネード オリジナル」。アルコール5%で、果汁は3種類の中で一番多い20%。いただきます!
ファーストインパクトは、缶に書かれている通り「甘酸っぱい」。レモン(とピンクグレープフルーツ果汁がアクセント)の酸味と、ほのかな甘みがいいバランス。口がキュッとなる酸っぱさが印象的です。
後味に若干甘ったさがあるけど美味しい。暑い日にクーッと飲みたくなります。
口の中をサッパリさせたいときにいいと思うので、唐揚げのような揚げ物に合いそう。あとは、スナック菓子をパリポリ食べながら飲むのもいいでしょう。
スッキリとした味わいの「サワー! サワー! サワー!」
続いて、ちょっと酸っぱい「ノメルズ ハードレモネード サワー! サワー! サワー!」。アルコール分5%で果汁は14%。いただきます!
柚子フレーバーが少し利いて、キュッとくる酸っぱさがいい塩梅。
これが一番食中酒として最適。和食を中心になんにでも合いそう。口の中で酸味の余韻が残っている感じが好きです。
じっくり飲みたいドライな「ビターサワー」
最後は、ほろ苦を謳う「ノメルズ ハードレモネード ビターサワー」。
アルコール分は3種類の中で一番高い7%で、果汁は一番少ない8%。酒好きとしてはアルコールが高いだけで少しテンションが上がります。いざ!
トニックフレーバーが加わっていて、これまでとは一転してドライ。レモンの酸味・甘みを感じた上記と違って、レモンの皮のような苦みを感じます。
こちらは食後酒として、チョコでもつまみながらゆっくり飲みたい。
インスタにあげたくなる面白い仕掛けあり!!
3種類すべて飲んだ中で、個人的1位は「サワー! サワー! サワー!」。爽快感があって飲み口もよし。食中に飲むことが多いので、どの料理にも合いそうなのが決め手になりました。
いずれもジュニパーベリーエキスが入っていますが、その香りを一番感じたのは「ビターサワー」。ジンっぽさを感じました。グラスに注いで少しレモン果汁を足したくなりましたが、酒飲みの人はこれが好きじゃないかなぁ。
最後に、缶に思わず拡散したくなる仕掛けが施されているので、それをご紹介。スマホのインカメラでセルフィー撮影(自撮り)すると、「NOMEL”s」の文字が……。
はい、「LEMON」になりました。
実は何度もトライしたのですが、普段自撮りをしないもんだから何度やっても「NOMEL”s」のまま……最終的にスマホで反転させました(汗)。もうすでにインスタのストーリーズに上げてる人もいるかなぁ。
全体的に缶チューハイによくある甘ったるさは影を潜め、酸味が立っているのが好印象でした。コンビニでレモンサワーをよく買うという人は、今夜の晩酌やリラックスタイムに買ってみてはいかがでしょう。
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