美味しさが詰まったひと皿の感動!カレーライスの三ツ星店

カレーライス好きですか? 今やスタイルも百花繚乱。ここでは王道からアート系までひと皿で味が完結する三ツ星を厳選しました。見るだけでお腹がぐう~。やっぱカレーが好き!なアナタに届けます!

画像ギャラリー

『欧風カレー ル・ムーラン』@本郷三丁目

とろとろビーフカレー(1200円)
※じゃがいもバターまたはグリーンサラダとセット
大きめにカットしたビーフはルウの旨みが中まで染み込んでいて柔らかい。コクを前面に出すためスパイスは主張し過ぎないよう調整。
ホワイトペッパーとガーリックを加えて炊いたバターライスの上にはゴーダチーズをトッピング。
このチーズがルウとライスの一体感を生み出す

凄腕料理長が生み出すなめらかなコクに身も心もとろっとろ!

これを欧風カレーの原風景と言わずして何と言おう。バターライスの香り高き大地に広がる穏やかなルウの海。ゴロゴロと存在感のあるビーフが正統派の品格を漂わせる。

料理長の金島さんは神保町の名店で40年近く腕を振るっていた匠だ。新たな出発となるこの店では、初心に返って自らの原点となる味を追求したという。一貫して大事にするのはコク。牛のブイヨンと炒めた玉ネギなどのペーストを軸に作るその味わいは、熟成させたカレーソースを継ぎ足す調理法によって生み出される。

日々同じ美味しさを提供するため、その日の気候で調味料も微妙に調整するのだとか。ひと口目の瞬間から舌を包み込む深い旨み、その後じわりとくる辛さと香り。余韻まで記憶に刻まれる美味の原風景。本郷に向かおう。

とろっとチーズカレー(1200円)
※じゃがいもバターまたはグリーンサラダとセット
マッシュルーム入りのカレーにゴーダチーズを乗せたシンプルな組み合わせ。アーモンドの香ばしい風味にも拍手

数時間炒めた玉ネギをベースに作るペースト。
寝かせることで余計な水分が出て旨みと甘みが凝縮

和牛バラ肉はカレーソースで煮込んだ後に一度冷ますことで旨みが増す
住所:東京都文京区本郷6-2-10 2階
TEL:03-3814-6366
営業時間:11時半~22時(ランチ~14時半LO、喫茶14時半~17時、ディナー17時~21時LO) ※変動あり
定休日:日・祝
交通:都営大江戸線ほか本郷三丁目駅3番出口から徒歩8分、地下鉄南北線東大前駅1番出口から徒歩7分
『欧風カレー ル・ムーラン』@本郷三丁目

『レカマヤジフ』@祐天寺

胡椒バターとチキン(昼)(1300円)
生胡椒のパワーが刺激的。エッグホッパーという卵入りの米粉クレープで包んでも美味。
米は胡椒の茎などを煮出したスープで炊く

中華の経験を生かした新しい発想と技法でカレーにアプローチ

カレーには我が子の個性を受け入れる母のような懐の深さがある。だから「固定概念にとらわれない味を」と中国料理出身のシェフがアプローチするそれも大いなる懐の中だ。

昼のコンセプトはズバリ「新しいカレー」。食材とスパイスからなる従来の味に、独自の発想と中華の技法を駆使したダシの使い方で旨みをオン。スパイスは引き算の考えでシンプルな構成を心掛けるそう。

定番の「胡椒バターとチキン」の辛味は何とスリランカ産の生胡椒のみ。これまた味覚の刺激スイッチを押されたかのように辛さが口の中でプチッと弾け、バターのリッチな味わいに見事なアクセントを与えている。

夜は「カレーの分解」がテーマのコースを提供。個々のスパイスにフォーカスし、その特徴を丁寧に伝える料理が新鮮だ。

ココナッツと海老・ラムとクミンのガパオ 2種セット(昼)(1500円)
ミルキーなエビカレーなど2種をセットに。メニューは随時変わる

カレーの分解(ディナーコース5500円~)から前菜8種盛り

定番カレーは缶詰も。店は生胡椒や缶詰販売『アパッペマヤジフ』の新店。『レカマヤジフ』を逆から読めば“フジヤマカレ”。
日本一を目指す思いを表現。シェフはザ・ペニンシュラ東京の広東料理店などで経験を積んだ

住所:東京都目黒区五本木1-6-3
TEL:03-3793-5181
営業時間:11時半~15時(14時半LO)、17時半~21時 ※変動あり
定休日:月
交通:東急東横線祐天寺駅中央改札から徒歩5分
『レカマヤジフ』@祐天寺

『ジーエス』@新宿

カツとカレー(チャプスイ付き)(1300円)
サラリとしたカレーはスリランカ風。約20種のスパイスと和ダシが入り、スパッとキレのある辛さ。
分厚いカツは上ロース。野菜スープのチャプスイも付く。店は名店「旬香亭」の斉藤元志郎シェフの新業態

日本人が大好きなカツとカレーの傑作は魂を揺さぶる旨さ!

カレーとカツ。日本生まれの最強ペアはどうしてこんなにも我々の心を揺さぶるのか。カツにルウをぶっかけたりとタイプはいろいろだが、虎ノ門から新宿へ装いも新たに移転オープンしたこちらはセパレートスタイル。

まずは黒光りするスリランカ風カレーを愛でよ。キレのあるスパイシーな辛さだが、カツオダシなど和の要素を加えることで日本人の舌に合うようアレンジされている。しっかりした粒の食感がある米との相性も完璧だ。

一方、分厚いカツに目を向ければ眩いほどの神々しさ。糖度高めの生パン粉を使う黄金の衣はサクサクと香ばしく、そのままでもライスのダムを飛び越えてカレーにどっぷり浸しても、ご自由に。

両者の魅力が口の中で合体すれば……日本人で良かったよお~。魂が叫ぶのだ。

厚切り特選ロースかつ(単品)(2200円)
厚さ4~5㎝ほどのロースは群馬の銘柄「上州せせらぎポーク」を使う。さっくり噛み切れる柔らかさ

チキンカレー(ランチ・チャプスイ付き)(1000円)
昼のメニュー。スパイスとヨーグルトでマリネした鶏モモ肉と手羽元をカレーソースで煮込んで作る

住所:東京都新宿区新宿3-2-2 紺野ビル地下1階
TEL:03-6273-2292
営業時間:11時~15時半(15時LO)、17時~22時(21時半LO)、土・日11時~22時(21時半LO) ※変動あり
定休日:無休
交通:都営新宿線ほか新宿三丁目駅C4出口から徒歩1分
『ジーエス』@新宿

『京風カレー おこしやす』@淡路町

牛煮込みレー(1000円)
とろりとしたカレーは1人前に玉ネギ1個以上を使用。やさしい旨みが昆布とホタテのダシで炊いたご飯に合う。
牛煮込みも上品。お好みでダシつゆを途中で掛けてくれる

会席風に仕立てた京風カレーの穏やかで奥深き味

和の佇まいの引き戸を開ければ作務衣姿の店主が「おこしやす」。毎朝昆布やカツオ節などで丁寧にダシをひき、ご飯は和の炊き込みに魚粉を混ぜて……と聞いてカレーの映像が浮かぶ人は天才かこの店の経験者。

そう、これぞ京風カレー。和食歴の長い店主が京都で好きなうどん屋のカレーを会席風に仕立てたものだ。京風なのは地元で定番の油揚げと九条ネギを使うから。これが深い旨みと食感の妙につながる訳で。

さて先のダシはスパイスに負けないよう強めの風味に仕上げており、玉ネギたっぷりのルウと合わせればどこかホッとする味。すき焼き用の肩ロースを使う牛煮込みやおばんざいなどトッピングも、楽しおすえ。

季節の限定サラダ(桜餅仕立て、どら焼き仕立て)(各350円)
桜餅仕立てにしたポテサラと大和芋とレンコンで作る皮のどら焼き風サラダ

おばんざいカレー(950円)(若草と金柑卵の限定トッピング+250円)
綿菓子のような卵白&チーズと西京漬けの卵は限定

住所:東京都千代田区神田須田町1-3
TEL:非公開
営業時間:11時半~14時半LO、17時~20時LO、土11時半~14時半LO ※変動あり
定休日:日・祝(水は幻の焼きそばの日、カレーメニューなし)
交通:地下鉄丸ノ内線淡路町駅A3出口などから徒歩2分
『京風カレー おこしやす』@淡路町

『東京コロンボ』@恵比寿

東京コロンボ(1000円)(野菜のフリットトッピング+200円)
辛さは4段階から選べる。特徴である豚の塩漬けは2日かけて仕込むもの。小松菜のココナッツ炒めなどを乗せたライスは粘り気が少なく爽やかな旨みの長野県産「風さやか」を使う。
ピスタチオやアーモンド入りのスパイスふりかけや、鰹節で作る旨辛オニオンなど4種の自家製トッピングで味わいをいろいろ試そう

新宿ゴールデン街で絶大なる人気を集めた間借り店が恵比寿へ!

突然ですがコロンボって知ってます? あ、刑事じゃないです、カリブ海諸国で定番のカレーのこと。欧州支配下時代に移住したインド系の人々や現地の文化がミックスしたスパイス煮込み料理で、それを店主の金さんが独自にアレンジしたのが「東京コロンボ」だ。特徴のひとつは豚の塩漬け。茹でて焼いて煮込む3段階の手間をかけた味は旨みも濃厚!

シャバシャバ系のカレーは炒った米のパウダーを加えたミックススパイスとバラの花びらをブレンドしたガラムマサラが辛さの中に香ばしくフルーティーな風味を添えている。卓上の自家製トッピングもそれだけでつまみになるほど旨っ。自由に足して自分流に味わっちゃえ。

エキゾチックキーマ(900円)
捻りを利かせた南インド風。鶏の粗挽き肉にひよこ豆がたっぷり

コロンボとキーマの合いがけ(1400円)
上記2種を贅沢に!

住所:東京都渋谷区恵比寿1-6-3 ゼネラルビル恵比寿イースト地下1階(エピローグ内で間借り営業)
TEL:080-9554-3019
営業時間:11時半~15時(15時以降も『エピローグ』でカレーの提供可)※変動あり
定休日:月
交通:JR山手線ほか恵比寿駅西口などから徒歩3分
『東京コロンボ』@恵比寿 外観
『東京コロンボ』@恵比寿 内観

『クックダン』@宝町

チキンカレー(1200円)
この日は菊芋のカレーマリネ、大根のライム漬け、セロリのサンバル炒めなど

みずみずしい具材の食感と爽やかでコク深いソース まさにカレーの究極系

“ カレー=煮込み料理”の概念をひと口で覆された!というのも具材の鶏肉。あらかじめスパイスでマリネした身を注文の度にグリルしてカレーソースと馴染ませる。プリプリ感と旨みが一般的なそれとは別次元。

このソースもただ者でなく、野菜や果物のミックスジュース、香味野菜のペースト、自家製のスープ、30種類以上のスパイスが溶け合って、フレッシュかつ爽快。でもどこまでもコク深い。恵比寿の名店で腕を振るった店主が7年かけて構築した味なのだ。

店主によれば「カレー屋じゃなく酒場のつもり」だそうで、季節の野菜や刺身も駆使したつまみもセンス抜群。ビールやワインに手を伸ばさずにはいられなくなる。

前菜盛り合わせ(1000円)
スパイシーな合鴨は赤ワインに合わせたくなる

合鴨グリルバゲット(1300円)
複雑な味と香りが膨らみ、スプーンが止まらぬ旨さ!店内飲食は口直しにアールグレイティとメレンゲをサービス。
テイクアウトは1100円

住所:東京都中央区八丁堀2-1-7 白鳳ビル1階
TEL:03-5244-9426
営業時間:11時半~24時※変動あり
定休日:月
交通:都営地下鉄浅草線宝町駅A8出口から徒歩3分
『クックダン』@宝町

『ミセス・ダダ (Mrs.Dada)』@銀座

ラムカレー(980円)
ラムの肩ロース肉を使う。独特の風味は残しつつも臭みを感じさせないのは丁寧に下処理しているから。
ラムに合うクミンなど10種ほどのスパイスを配合。ライスの上にはキャロットラペなど彩りよくトッピング

銀座の地下で発見!皿の上で完成されるアートなカレー

まるで絵画のようなひと皿だ。黄色が映えるターメリックライスに打ち寄せる波の如きカレー。マッシュポテトに添えた豆せんべい「パパド」が神秘の三日月に見える。もはやこれは食べるアート。

だが、ひと口頬張れば見かけだけじゃない旨さに驚くことになる。多彩な種類の中でも人気はクミン香るラムカレーだ。スッとシャープな辛さだが、トマトと玉ネギの甘み、ラムのダシが味に奥行きを感じさせる。一方、辛さ控え目はシーフード。まろやかなココナッツミルクにコリアンダーなどのスパイスが爽やか。

他にもステーキやフライ系にはソース的な役割のカレーにするなど工夫された味に感銘。食後のパフェもアートです。

ビーフステーキカレー(1580円)
ハラミ肉のステーキのカレーはビターな味に仕上げた

シーフードカレー(980円)
ココナッツミルクがクリーミー。
提供直前にエビやアサリなどをソースと合わせる

チョコレートパフェ(800円)
自家製のチョコムースやコーヒーゼリーなどが入る。好みでラム酒をかけて

絶妙に調和したスパイスの風味に舌づつみ
住所:東京都中央区銀座1-14-10 松楠ビル地下1階
TEL:03-6875-2753
営業時間:12時~15時(14時半LO)、17時~20時(19時半LO)※変動あり
定休日:日・祝
交通:地下鉄有楽町線銀座一丁目駅10番出口から徒歩1分、地下鉄銀座線ほか銀座駅A13出口から徒歩5分
『ミセス・ダダ (Mrs.Dada)』@銀座

『サリサリカリー』@白楽

スリーコースセット(カリー、サラダ、チャイ)(1200円)
塩味と素材の旨みだけのシンプルな味だから飽きない。
酸味のあるサラダと混ぜても。甘さが心地よいチャイで〆る完璧なコースだ

好奇心から始まる運命のカレーとの出合い 名言まで”ウマい”!

「 好奇心から始まることもある」「一部の人に理解される」…。怪しい(?)名言が店内のあちこちに。しかも料理はカレーのセット1択のみ。この店何モノ?実はこのカレー、今は亡き名物マスターがパキスタンで食べた家庭の味を再現したもの。

その正体はと言えば。鶏肉をホロホロに崩れるまでスパイスと一緒に煮込んだ料理で、味付けは塩だけ。後はトマトの酸味と玉ネギの甘み、素材の旨みオンリーなのだ。初めてだが妙に懐かしく感じるのは自然のままの風味だからか。

彼の名言に「最高の美味は消え味」というのがあるそうだが、なるほど舌に残らず飽きない旨さ。にしても心に刺さる名言の数々、人生勉強になるなあ。

骨付き鶏モモ肉を崩れるまで煮込む。水も使わない。
お土産や通販もあり、フランスパンに挟んでも旨いとか

ハニートラップ(500円)
ヨーグルトにひと手間加えたデザート。甘い罠の虜になるかも?

自由人だったマスターの名言はナプキンにも。
「人を憎む暇はない 愛する時間さえ短い マジッ」などシビレル

住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-9-2
TEL:045-294-2136
営業時間:11時半~15時、17時~20時(19時40分LO)、土・日・祝11時半~20時(19時40分LO)※変動あり
定休日:木・第3水
交通:東急東横線白楽駅西口出口から徒歩8分
『サリサリカリー』@白楽

『26号くるりんカレー』@荏原中延

煮込み牛すじカレー(コロッケ280円、ゆで卵70円をトッピング)(890円)
カレーはパンチが出るようニンニク類も投入。深みのある甘さは大量の玉ネギなどの野菜とハチミツ。
コロッケはジャガイモに挽き肉と玉ネギが入る王道でしっとりホクッ

コレだよコレ!白飯が進む濃厚カレー やっぱ好きです~

ただいま、と言いたい。昨今は南インドとかスリランカとか流行りのカレーがたくさんあるけど、結局戻ってくるのはこんな味。白飯に合う日本の濃い~カレーだ。それは牛スジ、豚バラ、鶏肉を一緒に煮込んだスープが決め手。

家系ラーメンが好きという店主が考えたこの特製ダシが複雑な旨みを生むのです。鶏なんて溶けてなくなっちゃうほど煮込むそうだが、実は脂っぽくなり過ぎないよう皮を取り除いて仕込むなど、繊細な配慮も欠かさないから素直にすごい。香味野菜とハチミツ、隠し味も入れて完成したカレー、ドロッとしててイイねえ。

トッピングも自家製コロッケなどいろいろ。とにかくイチイチ全部が旨いのだ!

素揚げ野菜カレー(850円)
湯煎で温めて提供。ルウは開業時に店主の山田さんがホテルニューオータニのフレンチで料理人をしていた父と一緒にレシピを考えた

シルキーな舌触りで上品。柔らかく煮込んだ牛はジューシーな旨みのミスジ
住所:東京都品川区中延1-3-18
TEL:03-6426-1202
営業時間:11時半~14時、18時~22時半、土18時~22時半、日・祝11時半~21時半 ※変動あり
定休日:不定休
交通:東急池上線荏原中延駅から徒歩5分
『26号くるりんカレー』@荏原中延

『カレーハウス すぷ~ん』@西国分寺

季節のかき揚げカレー(限定)(790円)
限定メニューは基本2週間ごとに変わる。取材時は地元産ウドや桜エビなどが入るかき揚げ。
季節で食材は変わる。生クリームで作るデザインも素敵

幸福感に満たされる品のある優しい味は地元で愛される宝物

近所に美味しいカレー屋さんがあるのはその町の宝。西国分寺にもありました、25年愛される名店が。品書きに並ぶ豊富な種類に目移りしてワクワクする。素揚げの野菜も人気だけど、コトコト煮込むビーフもいいな。

基本のルウはバターで炒めた玉ネギの甘さが優しい味。焦げないよう湯煎で温めて提供するから苦みもなく口当たりなめらか。うっとり。とここで「ちょっと待ったぁ」とアピールしてくるのは限定で登場するかき揚げだ。カレーにドンと乗せちゃうとは斬新だが、サクッと軽快な食感でこれも楽しい。

ちなみにカレー440円~。値段をほぼ変えてないのは小さな名店の大きな心。旨さと心意気に幸福感も倍増だな。

湯煎で温めて提供。ルウは開業時に店主の山田さんがホテルニューオータニのフレンチで料理人をしていた父と一緒にレシピを考えた

ビーフカレー(煮込み)(850円)
※トッピングの玉子は+60円
シルキーな舌触りで上品。柔らかく煮込んだ牛はジューシーな旨みのミスジ

住所:東京都国分寺市西恋ケ窪2-6-3
TEL:042-322-9464
営業時間:11時半~13時45分LO、17時半~21時(20時半LO)、土11時半~14時15分LO ※変動あり
定休日:日・祝
交通:JR中央線ほか西国分寺駅北口から徒歩1分
『カレーハウス すぷ~ん』@西国分寺

『カレースタンド ルーキー』@不動前

チキンカレー(700円)
トマトやニンジンがたくさん入っているから食べ疲れも胃もたれもしない。
しっかり味が染みて存在感のある手羽元とムネ肉が入る。キーマカレーも定番人気

カレー好きも唸るトマトベースの味わいは後口スッキリ爽快!

カメラマンだった大久保さんが店を始めたのは8年ほど前。撮影で多くの名店の味を食べてきたしカレーも大好きだけど、作るのはルーキー。独自にレシピを研究し、飲食の仕事をしていた妻のアイディアも加えて味を完成させたら……世のカレー好きを唸らせた!

チキンカレーはゴロンと入る手羽元の見た目からして前のめりだ。トマトとニンジンがたくさん溶け込んでいてヘルシーな上、野菜の甘み&酸味がチリペッパーの辛みと絶妙なバランスで後味スッキリさっぱり。

例えるなら銭湯後の爽快感ってやつ?気持ちいい旨さ。箸休め的にポテサラがちょんと乗るのも食べ手の心をわかってらっしゃる。こりゃハマるよね。

オーダーを受けてから小鍋で温めて提供

えびカレー(750円)(季節の野菜トッピングは+250円)
ココナツミルクのマイルドな味。
コリアンダーとナンプラーでマリネするエビは奥さまのアイディア

住所:東京都目黒区下目黒3-10-35
TEL:03-5725-8311
営業時間:11時半~15時※変動あり
定休日:日・祝
交通:東急目黒線不動前駅から徒歩5分
『カレースタンド ルーキー』@不動前
撮影/大西尚明(ル・ムーラン、東京コロンボ、すぷ〜ん)、谷地啓樹(おこしやす、サリサリカリー)、瀧澤晃一(ミセス・ダダ)、小島 昇(クックダン、26号26号くるりんカレー)、小澤晶子(ルーキー)
取材/肥田木奈々、菜々山いく子(クックダン)

 

※店のデータは、2021年6月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

人気声優・茅野愛衣さんがタイの料理とお酒を堪能!「お酒」と「喉を使う仕事」の関係とは?

[Alexandros]磯部寛之さんが亀戸ではしご酒!飲みながら語られた「叶えたい夢」とは?

おとなの週末人気連載『館長白石あづさの奇天烈ミュージアム』第20回は、「旧ソビエトの規制の中で生まれた“肋骨レコード”」の世界へ

おとなの週末人気連載『声優・茅野愛衣のほろ酔い日記 コヨイのカヤノ』第27回は、今の時期しか食べられない「野鴨鍋」を堪能です!

おすすめ記事

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

満腹でも気分は軽やか!東京産食材にこだわったヘルシービュッフェ を提供 八重洲『ホテル龍名館東京 花ごよみ東京』

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…