和食 杣|地産の食材にこだわった本格和食を食す(和食/益子町)
東京・赤坂の料亭で修業を積み、3年前に地元益子へ戻り、父の後を継いだ店主の寺方祐助さん。祖父が木材屋を営んでいたこともあり、店内には今ではとても貴重な銘木が衝立としても使用されている。益子の器と確かな食の技術を感じさせる料理を堪能したい。和食 杣 (そま)[交]真岡鐡道益子駅より徒歩9分 ※ランチタイム有
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和食 杣(最寄駅:益子駅)
食材は、信頼のおける宮崎県の業者から仕入れる魚介や、地場産の野菜や肉など選りすぐりのものを使用し腕を振るう。特に県指定の配合飼料を与えて育てられた貴重な『栃木ゆめポーク』を使用した「ゆめポーク山椒煮」が絶品だ。ピリッとした風味豊かな山椒とほどよい甘みのあるダシで、トロリと口溶けが良く柔らかく仕上げられている。さらに店主特製の手作りの七味と一緒に味わえば、山椒の香りと相まって風味が一層引き立つ。ご飯もすすむ逸品だ。 合わせる酒は地元栃木の日本酒をはじめ、他にも5〜6種類の日本酒が用意されており、益子焼のお猪口でいただくと、地の味の共演が愉しめる。日替わりのおすすめ料理は品数が豊富で、一つひとつの料理に手間ひまかけているのが伝わってくる。 そんな料理を盛る器は、店主自らが選んだ益子焼が中心。個性的でありながらシンプルなものが多く、ぐい呑みなどの酒器は、持ちやすく口当たりが良いものを使用している。銘木の温もりにあふれた落ち着きのある店内で、益子の器と確かな食の技術を感じさせる料理を堪能したい。
南瓜饅頭きの子あん掛け
780円
手前はカボチャを4種のキノコとカツオ風味のあん掛けでいただく「南瓜饅頭きの子あん掛け」。奥は「ゆめポーク山椒煮」
ゆめポーク山椒煮
880円
天狗茄子焼き
480円
和食 杣
このグルメ記事のライター
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