さらに「山田錦」を使ったどぶろくもお試しで飲むことができた。「山椒のポテトチップス」(レギュラー・550円)を合わせてみる。
ガリッと硬めのポテチに振りかけられているのは、和歌山県が生産量約7割を誇る繊細な香りの「ぶどう山椒」。
「山田錦」を使ったどぶろくの特長のひとつである酸味と、山椒の香り&ポテチの油分がそれはもう合うこと合うこと。
さらにポテチは、当然ながらホップの香り豊かなどぶろくとも相性抜群。それぞれが旨みの相乗効果を生み出して、エンドレスで飲んで食べられる状態に陥りそうだ。
このように、フードも和歌山の銘品が揃っており、和歌山の自然や食材の豊かさに改めて感謝感激。
「同じ材料でももっとブラッシュアップしていきます。今後はアワやヒエなどを使ったどぶろく造りにも挑戦していきたいですね」(山本さん)。
実際、訪ねたこの日も十八穀米を使ったどぶろくを仕込み中だった。
ちなみにこのどぶろくの種類や感想は、あくまでこの取材時のもの。あなたが飲んだとき、どう感じたかをぜひ聞かせていただきたいものだ。
なお2021年に醸造して1年間熟成させた「開設記念1年熟成どぶろく」(70ml・700円)も置いている。どぶろく初心者も飲みやすいまろやかさだ。数量に限りがあるため終了次第で飲めなくなるので、お店へ急いで!