高速道路のSA/PAをテーマパーク化してしまったのが東北自動車道の「鬼平江戸処」(羽生PA上り)です。名称からもわかるように池波正太郎氏の小説「鬼平犯科帳」の舞台となった江戸を再現。しかも、小説に登場するお店まで再現してしまいました。その中でも、特に目玉となるメニューを紹介します。
五鉄の名物となる、ド迫力の「一本うどん」
鬼平江戸処(羽生PA上り)ならではのお店が小説にも登場する「五鉄」。その名物となっているのが「一本うどん」(850円)です。名前の通り、器に入っているうどんは、たったの1本。人の指ほどの太さに誰もが驚くはず。開発に3年もかかったという労作とか。
かじりついてみれば、表面は甘辛だけど、芯のほうは麺本来の甘みが楽しめます。うどんというよりも、焼いたお餅に甘辛のしょう油をつけた感じに近いかも。お土産話になること間違いなしの話題の一品です。
小説に登場するお店「五鉄」を再現
小説「鬼平犯科帳」の作品内に登場する「五鉄」は、日本橋人形町で1760年から続く老舗鶏料理店「玉ひで」がモデルと言われています。そこで、「鬼平江戸処(羽生PA上り)」の「五鉄」も、監修は「玉ひで」が担当。特製のしゃも鍋や親子丼など、老舗ならではの味が楽しめます。
※本稿の内容は2022年7月取材時の情報です。
【店舗情報】
◆『五鉄』
[住所]:東北自動車道・鬼平江戸処(羽生PA上り)内
[定休日]:なし
[営業時間]:10時~21時(20時半LO)
文/鈴木ケンイチ、写真/鈴木ケンイチ、NEXCO東日本