エントリー前に佐渡メシで腹ごしらえ
さて、両津港に到着して降船したら、真っ先にすることは何かというとメシだ。「佐渡ロングライド」に参加するのは今回が3回目。両津港のフェリーターミナルの中にある食堂で、到着早々やや早めの昼メシが恒例だ。
刺身定食や焼き魚など、佐渡らしい魚介メシとビール。これが旨くてリーズナブル! が……、な、ないではないか食堂が! 聞けば、ここ2年の新型コロナ感染症の影響で来島者が減ったせいだろう、閉店したらしい……。
ショックを受けつつターミナルを出た我々だが、がしかし、そこで待っていてくれたのがお食事処『いさりび』であった。
迷わず刺身定食とビールを注文。そしてエビフライも追加してしまえ。ローカルな雰囲気がまたいい。はたして、登場したお刺身はしっかりボリュームもあって新鮮ピカピカ。やっぱり佐渡に来たらまずコレだ。特に甘えびとキュッとしたイカは旨い、ので推奨したい。
出場者の前日受付会場・佐和田までは、輪行バッグごと自転車を預けてシャトルバスで移動するので安心。バスの時間まで、ビールをもう1本いこう。
佐和田は、両津から佐渡島中央のくびれを挟んでちょうど反対側に位置する。ここが参加者受付の会場であり、明日のスタート・フィニッシュ地点でもある。
シャトルバスを降りると目の前には真野湾の眺望が開け、海風が気持ちいい。ここでロードバイクを組み立て、受付会場へ向かう。
前回も書いた通り、今回は参加者に1週間前からの体調管理チェックシートの記入とPCR検査等による陰性結果の提示が義務付けられている。受付ではこのシートと引き換えに、大会参加のためのゼッケンと入場許可照明のリストバンドを受け取った。
受付会場となった河原田小学校グラウンドには、ウエアやアクセサリーなど、さまざまな自転車関連のブランドも出店していてそれを覗くのも楽しい。
さらに「大人のサイクルスクール」とか豪華景品が当たる「抽選会」なども開催される。コロナの影響か、前回、前々回よりちょっと人が少ないような気はしたのだが、さながらフェスティバルのような雰囲気で会場は賑わっていくのだ。