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コーヒーは1日何杯が適量?

カフェインを飲んで元気になる、疲れにくくなるのは正真正銘事実。とはいえ、疲れ知らずのカラダなんてありえません。コーヒーのおかげで集中できた、トレーニングがはかどったとしても、頑張ったぶんの負担は確実にやってきます。

最初は効果を感じていたのに、疲れが溜まってきた、元気にならない……と感じたら、カフェイン耐性がついてしまったのかもしれません。そんなときは、一週間ほどコーヒー断ちをするのがおすすめ。カラダからカフェインが抜けた状態でコーヒーを飲むと、カフェインの効果がてきめんに表れるでしょう。

また、コーヒーの効果には個人差があるため、1日あたりの摂取許容量は、日本だけでなく国際的にも定められておらず、自分で適量を見極めることも大切。

ちなみに、カナダ保健省は「健康な成人は最大400mg/日(コーヒーをマグカップ=237 ml入りで約3杯)までとする」としています。

◆  ◆  ◆

コーヒーがカラダに良いのことはたくさんの研究で証明されています。

コーヒーはもともと薬とされていました。9~10世紀ごろ、イスラム教の僧はコーヒー飲むと寝ずの修行に耐えられることから秘薬として珍重したそうです。1855年ごろの日本でも、蝦夷開拓を担った津軽藩士たちは、「和蘭コーヒー豆、寒気をふせぎ湿邪を払う……」として、コーヒーを飲んで過酷な作業を乗り切ったのだとか。

私たちも、自分のカラダに取っ手の適量を見極め、コーヒーの力を賢く取り入れたいものですね。

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この記事のライター

藤岡操
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