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『カフェ おやつ 私 トロワ』 @蔵前

素朴な味の中に考え抜かれた工夫やこだわりが凝縮

住宅地の通りからさらに奥に入った場所に、2022年1月オープンした隠れ家のようなカフェ。「特別な材料は使ってないんですけど、なんかいいねと思ってもらえたら……」と話す店主の小倉拓己さんが目指したプリンは、スーッと馴染む食べやすさ。

プリン 600円

『カフェ おやつ 私 トロワ』プリン 600円 卵感を出すため全卵だけを使ったり、上品な味わいに仕上げるために、生クリームも高純度のものを使い、食べた時の馴染み方を考えて泡立てたりと、熟考の末このレシピが完成したという

母親が作ってくれたようなやさしい味で、カラメルが引いた後にふわっと立ち上がる卵の風味にほっとする。ツルンとしたほどよい固さに適度な甘み、カラメルの苦みも控えめでバランスが抜群。ミルで細かく砕いたコーヒー豆が散らされていて、時折現れるコーヒーの香りとザクザク感も楽しい。

『カフェ おやつ 私 トロワ』

[住所]東京都台東区寿3-10-5
[電話]03-6689-0809
[営業時間]12時~19時(18時半LO)
[休日]月・火
[交通]地下鉄大江戸線蔵前駅A5出口から徒歩2分

『イイジカン』 @麹町

毎日でも食べられてお酒にも合う甘さの加減が見事!

“呑める喫茶店”がテーマで、ランチやカフェ、バーなど多彩な使い方ができる。プリンも老若男女向けに甘みが抑えられ、卵の風味が漂うあっさり味。

クラシック プリン 580円

『イイジカン』クラシック プリン 580円 試行錯誤した独特の食感は、少しだけ加えたゼラチンが決め手

店主の星野仁美さん曰く、ウイスキーにも合うという。スプーンですくうとムチッとしているが、口の中に入ると予想外になめらかな食感にも技を感じる。

『イイジカン』

[住所]東京都千代田区麹町3-10-8
[電話]03-6261-4069
[営業時間]11時半~15時15分(14時45分LO)、17時半~22時(21時LO)、土12時~17時(16時半LO)、第1土12時~16時(15時半LO)、18時半~22時(21時LO)
[休日]日・祝(不定休あり)
[交通]地下鉄有楽町線麹町駅3番出口から徒歩3分

『豆電COFFEE』 @赤羽

ありそうでない やさしさが溢れた懐かしい味わい

コーヒー店の気まぐれおやつだったプリンが、“日本一美味しい”とお客さんにSNSでコメントされて一躍有名に。接客を手伝う店主の母親が、昔食べて感動したという味を再現した。

豆電プリン 400円

『豆電COFFEE』豆電プリン 400円 ねっとりしつつ、口どけはなめらか。2種類の砂糖を使って甘さを調節

自然な甘さで卵の風味もカラメルの苦みも穏やか。ともすれば個性的になりすぎるプリン、ここまでやさしい味は実は難しい。

『豆電COFFEE』

[住所]東京都北区赤羽3-3-3 ドミール赤羽103号室
[電話]非公開
[営業時間]月・水・金9時半~15時頃
[休日]火・木・土・日
[交通]JR埼京線ほか赤羽駅東口から徒歩10分

撮影/貝塚隆、取材/井島加恵

※2022年7月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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