【タレはこれ!!】『マルキ商会』「マルキの伊勢うどんたれ」
伊勢市内のスーパーには、常時3〜5種類のタレが販売されている。中でも伊勢の人々が冷蔵庫に常備するほど愛して止まないのがこれ。辛さと甘さのバランスが良く、「店で食べるのと遜色ない」と評判だ。
『マルキ商会』「マルキの伊勢うどんたれ」80ml(3人前) 171円
今回茹で麺を購入したのは、伊勢市内を中心に展開するスーパー『ベリー』と『ぎゅーとら』。両店とも茹で麺はどれも96円。タレは3人前で171円。伊勢神宮界隈にある土産物屋の伊勢うどんよりもかなり安い。
さて、茹で麺の食べ比べをするにあたって、お湯はたっぷりの約3リットルを用意。茹で時間はパッケージの説明を目安にした。また、前出の『まめや』や『山口屋』で食べた自家製麺は、ふわふわ食感の中に髪の毛一本分のコシを残していた。はたして茹で麺でもそれが可能なのか。ややハードルが高いが、それを評価の基準とした。
まず、伊勢うどんの食感と明らかに違ったのが「大徳食品」。もっちり感が強く、延びた讃岐うどんのような食感で今ひとつ。「駒鳥食品」も大徳食品と同じくもっちり系だが、こちらは柔らかくて完成度が高い。ふわふわ系が苦手な人はこれを選ぶとよいだろう。惜しかったのは「山口製麺」。食感は完璧ながら麺の中心部分まで均一にふわふわだったのだ。茹で時間も関係あるだろうが、髪の毛一本分のコシがほしかった。
一番おいしかったのは、「みなみ製麺」。食感や中心部分のコシの存在もさることながら、麺そのものに旨みを感じたのだ。こんなハイクオリティな茹で麺を家庭で食べることができる伊勢の人々が羨ましすぎる。
【ベストな茹で方は…】約3リットルのお湯を沸騰させて、3〜4分茹でるべし!
取材・撮影/永谷正樹
※価格は、スーパーで購入したときのものです。購入場所で異なる場合があります。
※2022年12月号発売時点の情報です。
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