ラカントSとパルスイートの違い
両製品を口に入れてみると、明らかに違うのは色と味、におい。ラカントSがほんのり黄金色で、角が丸いような優しい甘み、ブラウンシュガーのような風味があるのに対し、パルスイートが無色透明でストレートに感じる強い甘み、無臭であるのが特徴です。
両製品とも調理に使う場合、食材に上手く浸透してくれるため、大きく料理の味を変えてしまうことはありません。ただし、砂糖と同じ分量で調理をすることができるラカントSに対し、パルスイートは砂糖の1/3の量で調理ができるのでその辺りは注意が必要。スーパーで話を聞くと、面倒な換算をしたくない人はラカントS、料理慣れしている人はパルスイートを買う傾向があるようです。
使い分けのポイントは?
例えば、ヨーグルトやアイスコーヒーなどにさっと甘みを加える場合で、風味も楽しみたいという場合にはラカントSを選択するのがオススメ。他に、卵焼きのような優しい味わいの料理を作る場合にも相性抜群です。
一方のパルスイートは癖がなく、どんな料理でもバッチリ甘みをきかせことができるため、万能甘味料として使うことができそうです。ただし、入れ過ぎには注意が必要です。
なお同じ分量で比較した場合、甘味が3倍以上あるパルスイートの方がコスパ的にも優れているので、おトクに使う場合はパルスイート、自然の甘味や風味が好みならラカントSと使い分けをしてみるのもいいかもしれませんね。
文・写真/中山圭