全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・立川の立ち食い寿司店『あて鮨 喜重朗』です。
※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。
趣向を凝らした新感覚のアテ鮨で日本酒が止まらない!
立川の人気居酒屋「あてまき 喜重朗」の新たな挑戦がこの『あて鮨』。一軒目は酒のアテになる巻物だったが、今回はアテになる鮨。
例えば、キャビアがトッピングされたホタテは、粒々の食感とともにほどよく広がる塩味がいい。口に運ぶと、ふわっと漂うトリュフの香りと脂ののったサーモンがマッチする。ネタの持ち味を消すことなく、塩味や旨みのさりげない足し引きが見事だ。
あて鮨3点盛 980円 (キングサーモンのトリュフのせ、スマガツオの薬味醤油がけ、帆立のキャビアのせ)
こういったユニークな発想は、「アテ巻き 喜重朗」のオーナーが18年以上海外で和食に関わっていたという経験がベースになっているとか。
アテ鮨というだけあり、確かに日本酒を飲まずにはいられない。辛口からフルーティーなど幅広く揃い、五勺600円から飲めるのもうれしい。お店は、駅北口に2021年12月にオープンしたフードコート「GALERA TACHIKAWA」にあるため、はしご酒できるのも魅力だ。
撮影/大西尚明、、井島加恵
※2022年9月号発売時点の情報です。
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