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今年は行動制限のない3年ぶりのバレンタインということで、松屋銀座では行って楽しい企画が目白押しだ。

会場でしか味わうことのできない、作り手とのコミュニケーションがはかれる実演販売やイートインスペースを充実させ、ワクワクするような楽しみ方を提案する。

松屋銀座のバレンタイン催事「Ginza Valentine World」
松屋銀座のバレンタイン催事「Ginza Valentine World」

銀座のバー4店がオリジナルドリンクとチョコのマリアージュを提案

イートインは3本柱で展開

ひとつめは「チョコ×お酒のマリアージュBAR」(各日共に時間は12時から19時半、ドリンク1杯とチョコレート1個のセットで各1650円)。銀座で人気のバー・4店舗が入れ替わりで登場し、オリジナルドリンクと個性豊かなバー専用のチョコレートとの組み合わせがいただける。

2月1日(水)~4日(土)は、1918年に神戸で誕生し、銀座などに暖簾分けされた銘店の『SUKIYABASHI SAMBOA』。カカオニブを漬け込んだウオッカで作る「カカオハイボール」とバニラビーンズが豊かに香るガナッシュの「樽バニラ」

『SUKIYABASHI SAMBOA』の「カカオハイボール」と「樽バニラ」
『SUKIYABASHI SAMBOA』の「カカオハイボール」と「樽バニラ」

2月5日(日)~7日(火)は、カクテルの世界大会で日本人女性として初の優勝経験を持つ、高橋直美さんが店長を務める『バー・ガスライトEVE』。高橋さんのスペシャリテ「ウィステリア」に合わせるのは、ハーブやベルガモットの香りが爽やかな「ウィステリア専用オリジナル」

『バー・ガスライトEVE』の「ウィステリア」と「ウィステリア専用オリジナル」
『バー・ガスライトEVE』の「ウィステリア」と「ウィステリア専用オリジナル」

2月8日(水)~10日(金)は、カウンター5席のみのオーセンティックなバー『Bar Noa Ginza』が登場。

コーヒー豆を漬け込んだスコッチウイスキーベースのカクテル「トマーティン 12年のコーヒーカクテル」には、ヘーゼルナッツの風味とトリュフオイル、トリュフ塩の香りが鼻に抜けるチョコレート「ヘーゼルナッツトリュフ」を。互いの魅力を引き立て合う。

『Bar Noa Ginza』の「トマーティン 12年のコーヒーカクテル」と「ヘーゼルナッツトリュフ」
『Bar Noa Ginza』の「トマーティン 12年のコーヒーカクテル」と「ヘーゼルナッツトリュフ」

2月11日(土・祝)~14日(火)は、最良のマリアージュを探し求める会員制のバー『Bar 木挽町』。ピート香とスモーキーなアロマが特徴の「カリラ」に合わせるのは、北海道産日高昆布の風味が際立つガナッシュの「昆布」だ。

『Bar 木挽町』の「カリラ」と「昆布」

コロナ禍以降、バーに行く機会がめっきり減ってしまった方も多いのではないだろうか。しかも銀座のオーセンティックなバーが気軽に体験できるこの取り組み。銀座のバーへ行くのはハードルが高いと思っている若い方などにも体験してほしい企画だ。

『Bar Noa Ginza』の平山梨紗子さん。チョコをかじってからカクテルをいただくと、トリュフとコーヒー、それぞれの香りが増幅する。ほかにも数種類のカクテル等を提供予定
『Bar Noa Ginza』の平山梨紗子さん。チョコをかじってからカクテルをいただくと、トリュフとコーヒー、それぞれの香りが増幅する。ほかにも数種類のカクテル等を提供予定
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市村 幸妙
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