チョコを通して日本の食材の魅力を再発見
これまでも国産素材にスポットを当てている松屋銀座。昨今の物価や輸送費等の高騰により、改めてその貴重さや魅力を発信できればと、国産素材を使用したブランドを増強。新進気鋭の注目度が高いショコラティエが、思い入れのある地域の素材を使用した限定チョコレートを展開する。
鎌倉の『ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ』のシェフパティシエを務める佐々木 元さんのブランド『ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ』の「mariage au chocolat」(5個入り・2376円)。
沖縄県産のサトウキビ、兵庫県産の紅茶、徳島県産の木頭柚子、島根県産の「さ姫」という食用バラ、千葉県産のピーナッツを使用。選りすぐりの素材の味や香りを引き出す妙技が、一粒ひと粒に込められている。
虎ノ門にある完全予約制の高級フレンチ『unis(ユニ)』のシェフパティシエを務める上妻正治さんによるブランド『ユニ マサハル コウヅマ』。
ポップアップで毎回行列が絶えないスターシェフのひとり、上妻シェフのデセールは普段コースでしかいただけない貴重な逸品である。
鹿児島県産の完熟キンカン「春姫」を使った「春姫のボンボンショコラ」(5個入り・3240円)は、果肉、果汁、表皮はそれぞれコンフィチュールやプラリネにし、3種類のボンボンショコラに仕上げている。素材を極力使い切り、おいしさ&香り高さを兼ね備えたサスティナブルなひと箱だ。
2022年に自身のブランド『ミルズ バイ ミホ サトウ』を立ち上げた、次世代注目の女性シェフ・佐藤美歩さん。
出身地である北海道の「蝦夷ベリー」と東京都練馬区産「あまどりいちご」を使った「Berry Berry truffe」(6個入り・2801円)は、キュートな見た目と甘酸っぱさに思わず胸がキュンとなる心ときめくトリュフだ。
須藤銀雅さんがシェフを務めるのは、上記の「本気のチョコバナナ」でも紹介している、青森の『浪漫須貯古齢糖』。
「ボンボンショコラアソート」(10個入り・4320円)は、クラフトチョコレートと青森県産の「カシス」や「トウガラシ」、桜の「ハチミツ」、ヒノキの一種である「ヒバ」といったさまざまな食材を組み合わせたボンボンショコラ。宝石のような美しさに魅了されるアソートだ。
なお、須藤さんは前述したバー専用のチョコレートもプロデュースしている。
ここで紹介したチョコレートはすべて松屋銀座限定となっている。