創業99年の果物専門店「フルーツショップ青木」(本社・福島県郡山市)がフルーツタルトとカフェ専門店「フルーツピークス」を横浜駅の東口地下街「横浜ポルタ」にオープンしました。
フルーツピークスの起源
過日、編集部に届いていた新装オープン店の報道資料で「バナナ問屋」の看板を掲げたモノクロ写真が目に止まりました。そして、この写真が撮られたのは今から99年前(1924年・大正13年)に福島県郡山市で撮られたと聞き、何とも言いようのない興味が湧いてしまったのです。当時のバナナと言ったら希少で高級な果物だったはず。何故かこの写真に魅せられてしまった担当編集は、3月10日にオープンしたばかりのフルーツピークス横浜ポルタ店に行ってしまったのです。
お店は横浜駅東口直結の横浜駅東口地下街ポルタの入り口付近、多くの人が行きかう場所にありますが、迷うことなく直ぐにお店を発見できます。開放的な入口には、フルーツをふんだんに使ったフルーツタルト、フルーツサンドや焼き菓子などがショーケースの中に並んでおり、その鮮やかな色で、行きかう人の目を引きつけていました。
内装色は、彩り豊富なフルーツの色を損なわないシンプルで洗練されていて落ち着きました。また、店舗面積200平方mに席数62席と余裕のある開放的な空間の演出で、ファミリーやグループでも十分に利用できると感じましたし、カウンターも併設されていて、気取らず一人でも気軽に入店できる雰囲気が好印象でした。
フルーツピークスの主力商品のフルーツピークス横浜ポルタ店限定のフルーツタルト(3月31日までの期間限定)やフルーツゼリーのパニエなどと合わせて常時20種類以上がショーケースに並ぶほか、横浜ポルタ店限定メニューのパフェや季節のスムージー、パニーニなどのラインアップの豊富さで目移りが止まりませんでした。
フルーツピークスのフルーツ愛が凄い
福島県郡山市で冒頭のバナナ問屋の開業から約100年間で得たフルーツの英知を、フルーツマイスターが継承しているそうです。そのマイスター(現在4人だけ)が全国の市場や生産者を訪ねて、その目と舌で認めたフルーツだけが、店頭に並ぶのだと聞きました。そして「フルーツピークス」の名前の由来が、フルーツの旬(ピーク)ということにも表れている通り、福島県本宮の工場で徹底的に品質管理され、食すのに一番美味しいピーク時を迎えたフルーツ類だけが、フルーツタルトやフルーツパフェ、フルーツジェルとして各店舗に配送され店頭に並ぶのだということです。様々なフルーツの本当のピークを味わえるはずです。1度は堪能してみてはいかがでしょうか。
「フルーツピークス 横浜ポルタ店」の概要
所在地:横浜市西区高島2-16横浜ポルタB1F
営業時間:10:00~21:00 (※ラストオーダー:フード、ドリンクともに 20:15まで)
※営業時間が変更になる場合がありますので、詳しくは横浜ポルタのホームページで確認ください
形態:テイクアウト、イートイン(カフェ併設)
店内席数:62席
定休日:施設に準ずる