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カフェ『チカバキッチン東京八重洲』は「地域と食」がテーマ

「チカバキッチン東京八重洲」は「地域と食」をテーマにしています。今後行われるイベントとの連携をとりながら地域の食材を使って料理を考えたりするそうです。

『チカバキッチン東京八重洲』テイクアウトのランチボックスも楽しみです

カフェで提供されるのは、地域食材にこだわったランチボックスのテイクアウトや国産のからあげやフルーツジュース、コーヒー豆の焙煎にこだわった全国のロースタリーコーヒーなどです。ランチボックスの内容は変化していきますが、岩手県の鶏肉や海産物を使ったものから始まるそうです。岩手の食材を使うことは、新大久保にある系列店のイベントで繋がりができたからだそうです。

ロースタリーコーヒーは、常備種類を用意しています。今あるのは、沖縄県の『35COFFEE』、宮城県の『フラットホワイトコーヒーファクトリー』神奈川県『堀口珈琲』のものです。クラフトビールは、今後のPOTLUCKイベントに合わせて三重県伊勢市の『伊勢角屋麦酒』の商品や、全国の色々なものが入れ替わるようです。

「東京駅の“チカバ(近場)”で食や地方のものをより”チカバ“にしてもらう取り組みです。地域の美味しいものや、生産者さんの人柄なども共有していきたいです。ここを訪れた方からも「こんな食材があるよ」とか話を聞きながらメニューに反映していきたいです。みなさんの情報の”もちより“や、食材の”もちより”などでここで提供できるものなどが充実していって、僕らが生産者さんたちから聞いた話や体験を通してこの場所からも情報を発信したいです」(鈴木氏)

『チカバキッチン東京八重洲』カウンターの奥にはケータリングにも対応できる広いキッチンがあります

今後のイベントには、現存する市販清酒酵母の中で最古の酵母「きょうかい6号」の発祥の蔵で、この酵母を使用したお酒で日本酒業界にイノベーションを起こした秋田県の新政(あらまさ)酒造との企画もあるそうです。お酒やコーヒーは嗜好品なので好みは分かれますが、選択のひとつに、その商品の背景にある物語を知ることがあると思います。東京駅前で行われる「POTLUCK FES23 spring」は、国内外色々な場所から人が集まりやすく、全国のまだ出会ったことのない食の体験や、日常では知りえないそれぞれの物語を知る機会も与えてくれそうです。

【POTLUCK FES23 spring概要】

【開催日時】2023年3月17日12:00~21:00(アフターパーティー/18:45~)
【参加費】3000円(Peatixniによる事前申し込み)
【会場】東京ミッドタウン八重洲カンファレンス 

文・写真/大島あずさ

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