気付かない、そのこだわりに感銘!
朝食ビュッフェの“洋”といえば、まずはパン。そりゃあもちろん仙台国際ホテルのホテルメイドのパンが並びます。
このパンを引き立てる脇役……というのも失礼な主役クラスのバイプレーヤーもこだわる。
自家製ジャム。実はこれ相当に珍しいことですよ。みなさん、過去に食べたことのあるホテルの朝食ビュッフェのジャムを思い出してください。たいていが小さくパッケージされた市販品じゃありませんでしたか?
さっきの納豆のからしの所でも書きましたが、こういう隠れた気付かない小さなこだわりが、もうすさまじい!
そして宮城県『石塚養蜂園』の3種のハチミツ。「フロム蔵王 極ヨーグルト」というこれまたこだわりの名品もラインナップ。
あ、あえて書いてはいないですけど、定番の玉子料理やソーセージももちろんありますからそこはご心配なく。しかし! そんな定番を超えた宮城の隠れた定番をここではぜひ食べていただきたい!
登米市発祥の「伊達焼きそば」だ!
「あれ、具はないの?」と思った方も多いでしょうが、この地では、この伊達焼きそばに、なんと麻婆豆腐をかけて食べるのがポピュラーなのだ。どうです? 想像するだけで絶対おいしそうでしょ。そしてここではその麻婆豆腐が、ホテル内の中国料理店『翠林』特製の麻婆豆腐なのだ!
思わず皿に盛ってみました。
伊達焼きそば&麻婆豆腐。ひと言でいえば朝に食べたとしても、またランチでも食べたい料理! いや、その日の夕飯にまた食べたい。
そして、上の写真の右側のカレーらしきモノはなに? ってことですが……おまたせしました、これこそ最後に大トリとしてご紹介いたします仙台国際ホテルオリジナルの朝カレー「牛タンカレー」でございます!
ホロホロに煮込まれた仙台の牛タン、食欲そそるスバイシーな香り。仙台の朝食の締めに、そんな牛タンカレー。これを最高といわずして、なにを最高というのか……。
仙台に訪れるならば、いや宮城県に訪れるならば必ずや。それどころか、この朝食を食べるために宮城県を目指すのもいい。それが東北イチの朝ごはん、仙台国際ホテルの朝食ビュッフェなのだった!
■「仙台国際ホテル」
[住所]宮城県仙台市青葉区中央4-6-1
[電話番号]022-268-1111
[交通]JR仙台駅から徒歩5分
[朝食ビュッフェ時間]7時〜10時(9時半LO)
[料金]2,750円(税・サービス料込)2023年4月1日より
※朝食ビュッフェ会場は通常1階コーヒーハウス。繁忙期は宴会場で行われることもあります。
予約はコーヒーハウス直通電話022-268-1104(受付時間:11時〜17時)
※宿泊者以外の方も利用可(要問い合わせ)
取材・撮影/編集部