北に南に、西に東に。民家や飲食店の間に、あちこちに伸びる路地も根津の魅力。中でもクネクネした路地、通称“へび道”は谷根千(やねせん)散策には欠かせません。
自分だけの路地を探す楽しさを知ろう
谷根千はざっくり言えば、JRと不忍通りに挟まれた小さなエリア。気の赴くままに歩いても、気がつけば足立区にいたなんてことはありません。となれば、路地探索です。クネクネと曲がっている様から“へび道”と呼ばれる谷中と根津を結ぶ細い暗渠は、数多くある路地の中でもカフェが多く、実に散歩のしがいがある路地なのだ。
本格紅茶の『ペチコート・レーン』
さっそく谷中から根津に向かって歩いてみよう。その前に、入口には本格紅茶の『ペチコート・レーン』と、道を挟んで『ゴーストバーガー』が。ここでお腹を満たすもよし。この先に待つ美味麺まで我慢もよしだ。いやいや、散歩には買い食いだという方は、『菊見せんべい総本店』で煎餅を買うのもありです。
モチモチのベーグルはイートインでも
木漏れ日の中、歩を進めればトートバッグ屋や可愛らしい雑貨屋などがお目見え。またいたる所に可愛らしい猫のオブジェやイラストもちらほら。何匹潜んでいるか探し歩けば、やがてベーグルの店『ル・ベーグ』が登場。モチモチベーグルはテイクアウトだけでなくイートインもできるので、小休止しちゃいます?