「キナミのパン宅配便presents もっとパンとキナミと」は、木南さんセレクトのパンを冷凍でお届けするサブスクサービス「キナミのパン宅配便」初のイベント。
同サービスで取り扱っている全国のパン屋さん24店舗100種類の冷凍パンを購入できる。その中には、本誌連載「キナミトパン」に登場した『マヨルカ』(東京・二子玉川)、『ミカヅキ堂』(東京・三軒茶屋)、『セテュヌボンニデー』(東京・自由が丘)、『ブール アンジュ』といったお店も名を連ねていた。
この日は、木南さん登壇の“パントーク”イベントを開催。その前に、「キナミのパン宅配便」の会員から選ばれし3名を木南さんが“店長”として接客。「朝食にオススメのパンは?」「お昼に持っていくのに、どういうパンがいいですか?」といったシチュエーションから、お客さんの好みに合うパンへの質問まで回答。
これには木南さんも「パンシェルジュ2級の資格をもっていましたが、はじめてパンシェルジュらしいことをやってるなと思いました」と、はじめての接客体験に満足そうな表情を浮かべていた。
マスコミ向けのパントークでは、「キナミのパン宅配便」の登録者数1万人超えを記念してくす玉を割ってお祝い。
「驚きました。1000人限定でスタートして、そのときは100人から200人まで突破できたらくらいに思っていたら、サービス開始日に1000人を超えて、それだけでも驚いていたのに」と率直な喜びを語った。
木南さんは、冷凍パンをコロナ禍ではじめて体験したそうで、気軽にパン屋さんに行けない、パンを買えない時期に出合ってすごく助けられたと言う。その幸福感を味わってほしいという思いと、冷凍技術に優れたパンフォーユーとの縁などがあって、本サービスが誕生した。
お店のセレクトについては、パンフォーユーが全国から集めてきたパン屋さんを試食。最大で1日3軒約20種類に及ぶ試食を重ねて厳選。これには「何様だと思いつつも選んでいます」と申し訳なさそうな表情を浮かべながらも、セレクトには自信あり。それも「木南さんが好きなものをお届けする」というコンセプトがあるからこそ。
そして、セレクトで大事にしているのは、専門店ではない限り、甘い、しょっぱい、シンプルと味のバランスを考えていること。木南さんのパン愛あふれるサービスであることは間違いない。