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夏休みもラストスパートに突入し、残りの宿題も気になるけど、まだまだ遊び足りない!?そんなアクティブな子供達と一緒に、お出かけの道中にある道の駅で体験型の学びを取り入れてみては。

目と舌で楽しむくじらのすべて

猛暑をものともしない元気な子供達に、海水浴をせがまれたら、遊んで学べる南房総へ。
環境省の「快水浴場百選」に選ばれた千葉県の和田浦海水浴場近くにある「道の駅 和田浦 WA・O!」で目を見張るのは、全長26メートルもあるシロナガスクジラの骨格標本です。

「道の駅 和田浦 WA・O!」 世界最大の哺乳類、全長26メートルほどもあるシロナガスクジラの骨格標本に圧倒される

和田浦は、全国でわずか4カ所のうち、関東で唯一の捕鯨基地、和田漁港を擁する「くじらの町」にあることから、世界各国のくじらに関する資料やグッズを集めた「鯨資料館」を併設。さまざまな種類のくじらの骨格や貴重な書籍等が数多く展示されており、ふだん見る機会のないくじらの生態を詳細に学ぶことができます。知れば知るほど奥深いくじらの魅力に、親子でとりつかれるかも。

レストランでは、伝統的なくじら尽くしの郷土料理が、数多く提供されています。かつて、親御さん世代には学校給食で親しまれた「くじら竜田揚げ」をはじめ、お子さんに食べやすいくじらコロッケまで、健康食材として再び注目されているくじら料理をぜひ、味わって。

「道の駅 和田浦 WA・O!」 くじら尽くしの人気メニュー「特製くじら丼」(1760円)。他では味わえない多彩な郷土グルメを楽しんで

「道の駅 和田浦 WA・O!」

【住所】千葉県南房総市和田町仁我浦243
【電話】0470-47-3100
【営業時間】直売所9時~17時半/レストラン10時~16時(15時半LO
【定休日】無休
【交通】富津館山道路冨浦ICから30分

山岳救助隊も利用するクライミング

海ナシ県、群馬も負けてはいません。
谷川岳の麓、利根川の源流に抱かれた「道の駅 みなかみ水紀行館」では、利根川に生息するタナゴやオイカワ、ヨシノボリといった淡水魚の生態をじっくり観察することができる「水産学習館」を併設。360度よく見渡せるトンネル式水槽の中では、錦鯉やソウギョが泳ぎ、興味津々。展示説明を見ながら、さまざまな淡水魚の生態をじっくり学ぶことができます。

「道の駅 みなかみ水紀行館」 淡水では珍しいトンネル式水槽で、錦鯉やソウギョの生態を360度観察できる

ドクターフィッシュのコーナーでは、よく洗った清潔な手を水槽に入れて、ドクターフィッシュに角質を取ってもらえばツルツルに。ママも喜びそうですね。また、館内にはクライミングウォールも設置。谷川岳が近いとあって、地元の山岳救助隊の訓練にも利用されるほどの本格派、インストラクター指導のもと、大人700円、子供500円(それぞれ道具の貸出料金200円込)と格安で利用できます。体力の有り余るお子さんと競えば、改めて子供の成長に驚かされるかもしれません。

「道の駅 みなかみ水紀行館」
谷川岳の麓に位置するだけあって、クライミングも本格派。地元の山岳救助隊も訓練に利用するとか。親子で挑戦してみて

「道の駅 みなかみ水紀行館」

【住所】群馬県みなかみ町湯原1681-1
【電話】0278-72-1425
【営業時間】9時~18時※8月26日(土)まで延長営業、水産学習館受付は17時半まで
【定休日】無休※水産学習館のみ7~10月第4火、祝日の場合翌日
【交通】関越自動車道水上ICから10分

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中島幸恵
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