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地元感満載の「夜市」も「おしゃれカフェ」も、どちらも楽しめる!

夕食後は「ドラゴンブリッジ」(通称、ロン橋)へと向かった。全長約666メートル、黄金色の龍(ドラゴン)をモチーフにデザインされた橋は、2013年の開通以来、ダナンのランドマークとして君臨しており、また、そのすぐ近くでは、ダナン最大のナイトマーケット「ソンチャー・ナイトマーケット」が、毎夜、開催されている。

「ドラゴンブリッジ」では、週末(金~日曜と祝日)の夜、ドラゴンの頭から火炎が噴き出すショーが行われる

2018年に開催がスタートした、ダナン最大級のナイトスポット「ソンチャー・ナイトマーケット」は、パジャマ姿のおばちゃんが子どもと一緒にやってくるような庶民的なマーケットで、地元の人たちも旅行者も気軽に楽しむことができる。

「ソンチャナイトマーケット」

シーフードをはじめとする飲食物や衣料品の屋台が軒を連ねていて、地元の人や観光客で大賑わいだ。雑貨や日用品、土産物も売っている。個人的には野外マッサージに魅かれた(が、その頃にはすでに暑さと熱気で汗だくで、とても施術を受ける気になれなかった……)。

「 ソンチャー・ナイトマーケット 」

さて、ダナンの街を歩いていると、いくつものおしゃれなカフェに遭遇する。ローカルな食堂は英語が通じないところも多いが、おしゃれカフェのスタッフは流暢な英語を話し、また、その多くの店ではWi-Fiが備えられている。ローカルの店よりは多少値は張るが、それでも日本の2割減ほどの価格だ。

カフェで気になったのは、「コーヒーモヒート」「コーヒーレモネード」などといった、コーヒーをアレンジしたドリンクたちだ。筆者は、まずは王道をと、フエで人気に火が付き、ホーチミンでも流行中の「塩コーヒー」にトライ。甘さとしょっぱさのバランスが絶妙で、発汗後の疲れた体にしみわたった。

人気の「塩コーヒー」

高原テーマパーク「バナヒルズ」は見どころ満載

ビーチリゾートとして人気のダナンだが、市街地から40キロほど走った山岳地帯には、標高 1,487メートルの場所に位置する「バナヒルズ」がある。2013年にオープンした、中世フランスの街並みをイメージした高原リゾートテーマパークだ。

「バナヒルズ」は山の上に位置しているため、まずはロープウェーに乗って山頂へと向かう
巨大な手に支えられた金色の橋「ゴールデンブリッジ」。全長150メートルの巨大な橋は、神の手と呼ばれる大きな手の像で支えられている

ギネスブックにも記録された世界最大級のロープウェー「バナヒルズゴンドラ」(全長5,771m、高低差1,368m)やフランス風のテーマパークなど、見るべき場所はもりもりだが、「ゴールデンブリッジ」は外せない。タイム紙の「世界で訪れたい観光地」でトップ100に選出されるなど、世界からも注目を集めている。

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世界文化遺産にも登録、古都「ホイアン」に残る街並み...
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長谷川 あや
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