ギャロップ林の極!チャーハン道

チャーハン大好き芸人・ギャロップ林が何十回も食べた中華酒場のひと皿 かまいたち濱家の食レポにたじたじ

チャーハン大好き芸人・ギャロップ林が何十回も食べた中華酒場のひと皿 かまいたち濱家の食レポにたじたじ

チャーハン大好き芸人・ギャロップ林が何十回も食べた中華酒場のひと皿 かまいたち濱家の食レポにたじたじ

THE SECOND 初代チャンピオン「ギャロップ」のボケ担当・林 健(たけし)さんは、専門のYouTubeチャンネルをもつほどのチャーハン好き。そんな林さんのチャーハン愛あふれる連載第4回目は、大阪・日本橋にある中華酒場『轍(わだち)』のチャーハンをご紹介。これまでに出てきたお店とはタイプの違うひと皿です。

画像ギャラリー

15年前、当時のマネージャーに連れられたのが出合い

「僕がよくチャーハンを食べるラーメン屋さんや町中華と呼ばれる店とは少し違う“中華酒場”を自称するお店です」

『中華酒場 黒門-轍-(わだち)』YouTubeチャンネル「チャーハン林#51」より

今回紹介する『中華酒場 黒門-轍-(わだち)』は、なんばから程近い日本橋にあります。元大使館料理長の下で長年修業を積んだという店主による海鮮たっぷりの広東料理が自慢です。

林さんがはじめて訪れたのは、約15年前。相方の毛利さんとともに、当時のマネージャーさんに連れて行ってもらったそうです。

「これからどうして行きましょう。みたいなコンビとしての今後の作戦会議のようなことをした記憶はあるのですが、途中から料理がおいしすぎて味の記憶しかありません」と笑う林さん。

「名物は焼売で、当時は3つで190円という破格値で提供されてたと記憶しています。エビマヨや、トマトと玉子の炒り付けもメチャクチャおいしかったです」とさまざまな料理に舌鼓を打っていた林さんが、一番感動したのはやっぱり「チャーハン」!

「チャーシューたっぷり。玉子も絶妙な焼き加減で、お米との絡みもお見事です」。それから何十回と訪れ、「いまだに通い続けてます」というほどのお気に入りになりました。

濱家の食レポにチャンネルのっとりの危機を感じる

「チャーハン林」では第5回に登場。チャーハンサークルの一員、かまいたちの濱家さんと一緒に伺っています。動画の調理風景では、ご飯を鉄鍋に投じた瞬間、林さんと濱家さんが一斉に「わーっ」という歓声が聞こえてきます。

カウンターから調理風景を眺める、林さんと濱家さん
お米を焼き付けていく

お米や具材を炒めつつ、鍋の表面にお米を焼き付けながら仕上げていき、できあがった「自家製焼豚チャーハン」(750円)の香りの良さに濱家さんが反応。

「自家製焼豚チャーハン」(750円)

そして、ひと口食べるやいなや「ほんまや!」と声を挙げました。お店に入る前に林さんが言っていた「どこのジャンルともちょっと違うチャーハン」の意味がわかった瞬間でした。

玉ねぎの甘みをすごい感じる。おいしいな〜!」と、感嘆。林さんも続いてチャーハンをパクっと口に入れた瞬間「旨〜っ」と言う姿を見て、すかさず濱家さんが「はじめてちゃうでしょ?」と聞くほどのナイスリアクションを見せます。

濱家さんに「はじめてちゃうでしょ?」と言われたときの林さんの返し

チャーハンの特徴である、ゴロゴロと入った自家製のチャーシューについて濱家さんは「チャーシューが旨い。醤油の旨みって、チャーシューで補ってますよね? 米自体に味がついているという感じではない」と思わずお店の方に質問します。

濱家さんが質問する姿に、林さんはこのリアクション

それを見た林さんは目をパチクリ。「のっとられるんちゃうかと思った」と危機感を感じるほどスムーズな濱家さんの食レポに慄きます。

濱家さんとお店の方とのやりとりを見て、林さんがひと言

単品でも、アテでも。オールマイティなチャーハン

濱家さんはさらに「チャーシューの旨み、玉ねぎの甘みがあって、やさしいのにちゃんと旨いです」と絶賛。「さすがです!」と言われ、ホッと胸を撫で下ろした林さんなのでした。

そこからふたりは、チャーハンのパラパラ論に話が及び、お店と家で火力が圧倒的に違うことから、家でチャーハンを作る場合はどう作るのか。と、濱家さんは再度お店の方に質問します。

玉子は別に焼いて、最後に混ぜる。冷やご飯なら生卵と混ぜてから焼く等の話を聞き、濱家さんはあることに気づきます。おもむろにレンゲにチャーハンの卵をのせ、まさにこれのことですよね! と大興奮。

こういうこと!
思わず笑みを浮かべる林さん

その姿を見て、また林さんが目をパチクリ。のっとりの危機を感じますが、濱家さんは「その覚悟はない」と笑いながら否定していました。

「乗っ取ろうとは思っていない」と濱家さん

「単体で食べても、他の料理と食べても、お酒のアテでも何でもいけるオールマイティなチャーハン」と林さんが言う『轍』のチャーハン。

「ラーメン屋さんや街中華とは少し違う、何というか少し高級感があるというか。でもお値段はごくごく普通。いや、むしろ安い部類かな」と、大阪らしいリーズナブルな『轍』は、料理のメニュー数も多く、コースもあり。使い勝手抜群です。ぜひ足を運んでみてください。

■『中華酒場 黒門-轍-(わだち)』
[住所]大阪府大阪市中央区日本橋1丁目18-4南地ビルB1F
[電話番号]06-6634-9051
[営業時間]11時半〜15時、17時半~23時半
[休み]月(祝の場合、翌平日休)
[交通]地下鉄千日前線日本橋駅5番出口から徒歩1分、地下鉄御堂筋線ほかなんば駅から徒歩5分

林 健(はやし・たけし)/1978年5月17日、大阪府生まれ。お笑いコンビ・ギャロップのボケ担当。「THE SECOND~漫才トーナメント~」初代王者。テレビや舞台で活躍中。はじめての全国漫才ツアー「ギャロップ初漫才ツアー漫才やろな!漫才やりましょ!in大阪」を、11月24日に大阪・なんばグランド花月で開催。チャーハン専門チャンネル「チャーハン林」を更新中。https://youtube.com/@user-by9ey8mk4i

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

「自分の仕事なんて嘘だらけ」と言い切るティモンディ前田裕太が、食レポを例に「嘘ってなんだ?」を考えてみた

【難読漢字】食べ物クイズ メスからオスに変わります

「おとなの週末」庭園好きライター直伝 徳川家が作った「浜離宮恩賜庭園」はこう歩く!

京都で取材旅行中の浅田次郎に襲い来る便意!しばらくの間それと戦い続けることになった、京都ならではの理由とは?

おすすめ記事

新富町でディナーならココ!ワインが似合う手頃な美食店がめじろ押し

「自分の仕事なんて嘘だらけ」と言い切るティモンディ前田裕太が、食レポを例に「嘘ってなんだ?」を考えてみた

レンゲを持つ手が止まらない『たかのちゅめ』 寸胴鍋の半分は食材

【難読漢字】食べ物クイズ メスからオスに変わります

“カリットロッひんやり♪”香ばしいカラメルを割る幸せ 京都の本格イタリアン『トラットリア サルティンバンコ』の人気スイーツ

「おとなの週末」庭園好きライター直伝 徳川家が作った「浜離宮恩賜庭園」はこう歩く!

最新刊

「おとなの週末」2024年6月号は5月15日発売!大特集は「町パン」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。5月15日発売の6月号では、「うまくてエモい!…