「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」 と2000年にスタートした「TRY(トライ)」。TRYはTokyo Ramen of the Yearの略称。月刊誌『おとなの週末』では、『TRYラーメン大賞「沿線食べ歩き」』を大好評連載中だ。第4回では、「京浜東北線」沿線をご紹介する。「名店部門 つけ麺清湯」1位の『かねかつ』や「名店部門 MIX」の受賞店『永太』など、高評価な6店をご紹介しよう。
清湯(ちんたん)から濃厚まで絶品のつけ麺が揃う
上野駅や東京駅、品川駅などの都心を経由しながら大宮や川崎、横浜といった東京近郊のベッドタウンをつなぐJR京浜東北線は、近県から都内に通勤する多くのビジネスマンや、出張や旅で訪れる人たちにも重宝されている。
ターミナル駅が多いため、沿線のお出かけスポットが充実。「上野アメ横商店街」や「東京タワー」、「アクアパーク品川」、「横浜中華街」など、デートスポットや遊び場にも困らない。
沿線にはTRY受賞店も点在するが、食べ歩くなら、“つけ麺”が推し。「名店部門 つけ麺清湯」を3連覇中の『かねかつ』はもちろんのこと、『大喜』や『ほたて日和』ほか、『ほん田』(秋葉原)といった絶品の清湯系つけ麺が揃い踏みだ。
「名店部門 MIX」の受賞店『高はし』(※)と『永太』は、共に「名店部門 つけ麺濃厚」でも受賞を果たしており、ハイレベルな濃厚つけ麺も楽しむことができる。新旧のつけ麺を梯子するのもよし、独自路線を行く『ビスク』などの新店を攻めるのもよし。評判の味を体感してみてほしい。※「高」の字は「はしご高」
TRY名店部門 つけ麺 清湯 1位 汁なし1位/「らーめん かねかつ」@北浦和「つけめん」
のど越しの良さとコシの強さを併せ持つ絶品の自家製麺を、旨みあふれるつけ汁が引き立てる。『名店部門 つけ麺清湯』3連覇を達成した貫禄の味。
店主 大友勝さんから一言「『埼玉県立近代美術館』では、ピカソの作品も鑑賞できます!」
[住所]埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-1-6
[営業時間]10時~15時(材料なくなり次第終了)
[休日]日曜日、祝日
[交通]JR京浜東北線北浦和駅東口より徒歩2分
TRY名店部門 つけ麺 清湯 優秀賞/「らーめん天神下 大喜(だいき)」@御徒町「塩つけ麺」
煮干しや宗田節、鶏ガラ、モミジなどでダシをとり、塩角で引き締めたつけ汁は清湯ながらもインパクト大。麺はなめらかな食感が自慢の自家製手揉み麺。
[住所]東京都台東区台東2-4-4
[営業時間]11時~14時半ラストオーダー、18時~21時ラストオーダー
※土曜日は11時~15時ラストオーダー、18時~20時半 ラストオーダー 、祝日は11時~15時ラストオーダー
[休日]水曜日の夜、日曜日
[交通]JR京浜東北線ほか御徒町駅南口より徒歩7分
TRY新店部門 つけ麺 清湯 優秀賞/「Tokyo Style Noodle ほたて日和」@秋葉原「帆立の昆布水つけ麺白(塩)」
鶏と煮干しの旨みに生ホタテのエキスやベビーホタテのダシを合わせたつけ汁は贅沢な味わい。肉厚ホタテのカルパッチョや炙りホタテも付く豪華な内容。
店主 及川淳一さんから一言「『日本百貨店しょくひんかん』には全国各地の美味が揃っています!」
[住所]東京都千代田区神田佐久間町2-25ウメヤビル1F
[営業時間]11時~15時、17時半~20時
※土曜日・日曜日・祝日は11時~15時(ホタテがなくなり次第終了)
[休日]水曜日
[交通]JR京浜東北線ほか秋葉原駅昭和通り口より徒歩3分
TRY名店部門 MIX 優秀賞ほか/「麺 高はし」@赤羽「らぁ麺」
煮干しやサバ節、鶏ガラ、モミジなどの素材を贅沢に使ったスープはほどよい飲み口。食べ進めるほどに味わいが増していき、心地よい余韻が続く。※「高」の字は「はしご高」
[住所]東京都北区赤羽1-38-10 内山ビル1F
[営業時間]11時~13時20分、17時20分~18時10分
※土曜日・祝日は10時15分~13時(全時間帯で材料なくなり次第終了)
[休日]日曜日(土曜日、祝日は不定休)
[交通]JR京浜東北線ほか赤羽駅東口より徒歩4分
TRY名店部門 MIX 優秀賞ほか/「麺屋 永太」@蕨「らーめん」(並盛)
圧倒的な動物系の旨みと香り豊かな魚介系のダシで魅せる。もっちりとした自家製麺の食感も素晴らしく、まろやかでコクのあるスープによく合っている。
[住所]埼玉県川口市芝5-2-14
[営業時間]17時~22時半
※土曜日・日曜日は11時~16時
[休日]月曜日、金曜日
[交通]JR京浜東北線蕨駅東口より徒歩6分