「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」 と2000年にスタートした「TRY(トライ)」。TRYはTokyo Ramen of the Yearの略称だが、2024年2月15日発売の『おとなの週末3月号』より、TRYラーメン大賞「沿線食べ歩き」の連載がスタートした。様々な鉄道沿線のラーメン店情報はめちゃくちゃ役に立つ!! というわけで、おとなの週末Webでもご紹介しよう!!
TRY新店大賞 新旧の王者ここにあり
新宿~京王八王子を繋ぐ京王線と渋谷~吉祥寺間を走る井の頭線を主軸に、都心と郊外を結ぶ京王電鉄。沿線には緑豊かな自然が広がっていて、閑静な住宅街も点在している。
「井の頭恩賜公園」や「味の素スタジアム」、「東京競馬場」といったレジャー施設も多いため、遊びに行くついでに最新号の『TRY』で受賞した店のラーメンを愉しむのもいい。
京王線、井の頭線は全駅とも新宿・渋谷から1時間以内でアクセスでき、運賃も安いので、食べ歩きにもうってつけだ。
その年のもっとも優れた新店に贈られる「TRY新店(新人)大賞」で総合1位に輝いた『Tombo』(2018年度)や『桜上水 船越』(2023年度)のほか、『中華そば しば田』や『永福町 大勝軒』といった「TRY名店部門」常連組も多数。
いまアツい駅は千歳烏山で、『らーめん 梶原』や『ら~めん つけ麺 幸加』など、人気店から独立した話題の店が続々と開店している。
TRY新店大賞総合1位ほか受賞/「船越」@桜上水 「ワンタンメン(塩)」
新店部門MIXで1位を獲得。推しの「塩」は、豚をベースとする力強いスープにコショウをガツンと効かせる独創的なスタイルで、噛み応えのある手揉み麺を合わせるなど個性が光る。肉々しい大粒のワンタンが5粒ものる「ワンタンメン」が圧倒的な一番人気。
「船越」店主の船越節也さんから一言「学生も多い桜上水は活気のある町。春は桜並木がきれいです!」
[住所]東京都杉並区下高井戸1-21-10
[営業時間]11時~15時
[休日]水曜日、日曜日
[交通]京王線桜上水駅北口より徒歩4分
TRY名店部門しょう油3位ほか受賞/「中華そば しば田」@仙川「中華そば」
「中華そば」は、名店部門しょう油で何度も受賞している常連ラーメン。地鶏やホロホロ鳥、銘柄豚でとる重厚感のあるスープに華やかな醤油の香りを合わせて鮮烈な印象に仕立てている。麺は、なめらかな啜り心地の自家製麺。チャーシューは豚ロースと豚モモ肉の2種類がのる。
「中華そば しば田」店主の柴田貴史さんから一言「仙川には安藤忠雄氏の迫力ある建物がありますよ!」
[住所]東京都調布市若葉町2-25-20
[営業時間]11時~15時、17時半〜20時(木は昼のみ)
[休日]日曜日、第1・第3月曜日
[交通]京王線仙川駅より徒歩10分
TRY新店大賞総合優秀賞ほか受賞/「らーめん 梶原」@千歳烏山「特製醤油ラーメン」
新店大賞のほか、しょう油としおの3部門で堂々の受賞。人気の「醤油ラーメン」は動物と乾物でとる分厚いスープに醤油の香気を重ねたそそる一杯。
[住所]東京都世田谷区南烏山6-5-7 明光ビル新館103
[営業時間]11時〜14時半ラストオーダー、18時〜20時
※食材がなくなり次第終了
[休日]月曜日、火曜日
[交通]京王線千歳烏山駅北口より徒歩1分
TRY名店部門にぼし優秀賞受賞/「永福町 大勝軒」@永福町「中華麺」
1955年に創業した煮干しラーメン界の重鎮。なみなみと注がれたスープには、煮干しや節類、豚骨、野菜の旨みが詰まっている。大盛りの中細麺も風味豊かであと引く味わい。
[住所]東京都杉並区和泉3-5-3
[営業時間]11時〜15時、17時〜22時
[休日]月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
[交通]京王井の頭線永福町駅北口より徒歩1分
TRY新店部門MIX 2位ほか受賞/「ら〜めん つけ麺 幸加」@千歳烏山「らーめん」
濃厚な動物魚介にもちもちの麺を合わせた「らーめん」と「つけめん」が新店部門・MIXとつけ麺濃厚でランクイン。ラードで揚げた自家製魚粉が、スープにパンチを加えている。
[住所]東京都世田谷区給田3-34-1
[営業時間]11時〜15時ラストオーダー、17時半〜21時ラストオーダー
[休日]金曜日、日曜日の夜
[交通]京王線千歳烏山駅北口より徒歩7分