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岡山県備前市へ出張。朝6時半に自宅を出発したこともあり、兵庫県へ入ったあたりから眠くてたまらなくなり、PAに車を止めて1時間近くも寝てしまった。

で、備前市へ入ったのは11時半。取材は13時からなので、昼食を摂る時間はたっぷりとある。備前市は牡蠣の養殖が盛んで、「カキオコ」、つまり、牡蠣入りのお好み焼きの店が軒を連ねている。

岡山県にあるのになぜか『大阪屋』

しかし、私が選んだのは、あらかじめグルメ情報サイトでチェックしていた店。その名も『大阪屋』備前市なのに、岡山県なのに大阪。そいうえば、うちの近所には『六本木』というスナックがあったな(笑)。愛知県なのに。

店名の由来が気になるところだが、ここはひと昔前、どの街にもあったドライブインのようだ。入り口から入って右側が焼肉店で、左側が食堂になっている。

食堂では、和洋中のメニューが豊富に揃う。入り口にレストランでよく見かけた食品サンプルが並ぶショーケースがあったが、お昼時で混み合っていたため撮影を断念した。

『大阪屋』外観。昭和レトロの香りがプンプン
『大阪屋』外観。昭和レトロの香りがプンプン

ショーケースからメニューを選び、レジで食券を買って席へ着く。店員さんが食券を受け取って厨房へオーダーするというシステムだ。

私は「ラーメンセット」(990円)を注文。これはラーメンとチャーハン、いわゆるチャーラーだが、ラーメンは醤油か豚骨のいずれかが選べる。ここは無難に醤油を選択

5分も経たないうちに目の前に運ばれた。やたらと早いのは、チャーハンが作り置きなのかもしれない。まぁ、おいしければイイんだけど。

「ラーメンセット」。チャーハンはたっぷり1人前あり、かなりのボリューム
「ラーメンセット」。チャーハンはたっぷり1人前あり、かなりのボリューム

写真の通り、ラーメンとチャーハン以外に小皿に盛られた紅ショウガと高菜が付く。いずれも豚骨ラーメンには欠かせないアイテムだが、醤油ラーメンには合わない。紅ショウガはチャーハンの箸休めや味変に使えということか。

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食堂ならではの素朴な味わいが◎...
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永谷正樹
永谷正樹

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