東京モーターショー改め「ジャパンモビリティショー」が始まりました。前回の2019年はビッグサイトからお台場までが会場で、ランチの選択肢も広範囲だったのですが、今回は広く便利になったビッグサイトのみが会場です。ビッグサイト内に期間限定で特設された「フォーリンデブはっしー氏」がプロデュースした「Japan Meat Show(JMS)グルメキングダム」に足を運びましたので、日本最速の実食レポートをお届けします!
屋上に向かう長いエスカレーターに乗れば楽園はすぐそこ
JMSグルメキングダムの会場は南ホールの屋上にあります。わかりにくい場所ですが、景色は良く、席もたくさんある青空レストランです。中華からハンバーガー、ケバブやカレーまで「肉」に関連するバラエティ豊かな移動販売車が14店も並んでいるので、家族連れやカップルにもおすすめです!
今回は14店すべてを実食することができなかったので、元自動車メーカー広報「イケオヤジ」の趣味で選択した5店を紹介します。
今や全国区で有名な「肉山」のカレーライス
予約の取れない店として有名な吉祥寺の「肉山」。その名から、予約が取れて「ついに肉山初登頂しました!」というフレーズが一時的に流行りましたが、筆者の地元でもあるので第一に選択しました。肉山のメニューはカレーです。
カレーが美味しくないことはないと言われますが、エビで出汁を取ったこのカレーは煮込んだ肉が実においしくて30秒で食べてしまいました! というほどの美味しさです。カレーはインスタ映えしませんが、味はめちゃくちゃ映えてました。
やっぱりラーメン!! さっぱり塩の麵屋宗
ミートショーなので肉メインですが、少しは涼しくなってきましたし、JMSグルメキングダムも後半には寒くなるかもしれません。であれば、やっぱりラーメンを食べたくなります。国際展示場駅近辺やお台場にもラーメン屋はたくさんあります。でも、ここの「麵屋宗」は美味しかった。わざわざここで食べる価値あり。
店舗(移動販売車)には数々の受賞歴が貼付されていて、そういうのには惑わされないつもりなのですが、出てきたラーメンスープの「黄金色」と塩ラーメンの「香り」。食べる前にそれだけで結論が出ました。シンプルなのにすごく味わい深い高級コンソメスープのような味でした!
餡掛け好きのオジサンに!! 焼肉芝浦の和牛旨煮あんかけご飯
広大なビッグサイト、今回のジャパンモビリティショーにはなんと480社が出展していて、ゆっくり食べている暇はない。そんな時は丼(どんぶり)ですよね! そして少し寒くなると暖かい「餡」がいいですよね。そんな期待に応えてくれるのが「焼肉芝浦」の和牛旨煮あんかけご飯。
ちょっともつ煮込み風などんぶりは、その餡加減が白いご飯にとても合います。入っている肉も数種類あり、そのコンビネーションも面白く美味しい。ただ少し味が濃い目なのでビールを飲みたくなるのを我慢してショーに復帰しましょう(涙)。
焼肉ホルモン!! 新井屋の焼肉チャーハン
どんぶりその2になりますが高円寺に本店がある「焼肉ホルモン新井屋」の焼肉チャーハン。程よくガーリックが香るチャーハンは想定外にあっさりしてしかもパラパラで美味い。
もちろん自慢のたれ焼肉もたれの風味とさっぱりしたチャーハンとのコンビネーションが素晴らしく、あっという間に完食してしまいました。きっと白いご飯にも合うと思うのですが、あえてこのさっぱりチャーハンに合わせてくるところに感動です。
横浜中華街 王府井(ワンフーチン)の焼小籠包
今回14のフードトラックから5番目最後に選んだのがこちら横浜中華街からエントリー王府井の小籠包。わたしは麵や飯で少し満腹だったのでこれを選びましたが、小腹が空いた時とかサクッと食べたいときに最適です。
通常蒸してある小籠包ですが、ここは少し焦げ目のついた焼き小籠包。カリっとかじると前に人がいたら大変だったほど肉汁が飛び散りました。コラーゲンたっぷりな肉汁が美味い。生地はモチモチで意外にしっかりお腹にたまります。4個でお腹いっぱいになります。なのでみんなで分けても良いですね。
フォーリンデブ はっしー プロデュースのJMSグルメキングダムに足を運んでみよう
ジャパンモビリティショーのついでに立ち寄る人が多いと思いますが、JMSグルメキングダムは名店ぞろい。今回は14分の5しか紹介できませんでしたが、何度も通って制覇するのもあり。
4年ぶりのジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)の開催を記念して試乗ならぬ試食をしてみてはいかがでしょうか? ちなみにファストランチなので今回の記事の通りインスタ映えはしないかもしれませんが、どれも美味しいので満足度は高いでしょう♪
文・写真/HILO OKADA(Team Gori)