下呂屈指の高級旅館でランチ&入浴
次に向かったのは、『木曽屋』。畳敷きのお風呂なのでフカフカしていて心地よい。従業員の方のアットホームな接客にも心が和んだ。昼食を摂るのも忘れてお風呂をめぐっていたので、お腹が空いてきた。
『木曽屋』の近くにある蕎麦屋『法扇』で夕食を食べることに。注文したのは飛騨の郷土料理「飛騨牛朴葉味噌定食」。朴葉と焦げた味噌の香りがたまらない。圧巻だったのは、とろけるような食感の飛騨牛。ご飯にもお酒にもよく合う。地元産の蕎麦粉を使った蕎麦もおいしかった!
『法扇』飛騨牛朴葉味噌定食 2200円
2日目は下呂温泉屈指の高級旅館『水明館』へ。目当ては館内の『欧風レストランバーデンバーデン』の「秋のプリフィックスランチコース」。メイン料理は7種類から選択でき、私が選んだのは、「シーフードの特製アヒージョ」。アサリの旨みが効いた上品な味わいに気分もアガる。
『水明館』(欧風レストランバーデンバーデン) 秋のプリフィックスランチコース 1980円(サービス料込)
食後は日帰り入浴を堪能。木々の緑と巨岩に囲まれた野天風呂は開放感抜群だ。カメラマンやライターの職業病である慢性的な腰痛や肩こりが和らいだような気がする。
湯上がりに「下呂温泉噴泉池」や少し足を延ばして「下呂温泉 合掌村」などを散策。日も暮れてきたので、湯めぐり手形を使った最後のお風呂を楽しもう。
向かったのは、飛騨川を望む『望川館(ぼうせんかん)』。広い露天風呂は、夜になるとライトアップされて雰囲気も抜群。飛騨川のせせらぎを聞きながら、極上のひとときを満喫した。
筆者は車で下呂温泉へ来たため、帰宅途中にJR中津川駅前の『中華そば まるなか』へ寄り道。ここは私のお気に入りの店で、「中華そば」と「セットチャーハン」、いわゆる「チャーラー」を注文。ノスタルジックな味わいは旅の締めくくりにぴったりだった。
『中華そば まるなか』中華そば 700円、セットチャーハン 300円
※「チャーラー」については『おとなの週末Web』で連載中! ぜひご覧ください。
『木曽屋』
[住所]岐阜県下呂市森971-1
[電話]0576-25-3230(受付7時〜23時)
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩15分
湯めぐり手形利用可能時間:15時〜20時
『法扇』
[住所]岐阜県下呂市森943-3
[電話]0576-25-3308
[営業時間]11時半〜14時、18時〜21時
[休日]火の夜、水
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩15分
『水明館』
[住所]岐阜県下呂市幸田1268
[電話]0576-25-2801(予約専用)
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩3分
日帰り入浴利用時間:11時〜14時
『欧風レストランバーデンバーデン』
[住所]岐阜県下呂市幸田1268 山水閣1階
[営業時間]11時〜21時(ランチ11時〜14時LO、ディナー17時〜20時LO)
[休日]不定休
『望川館』
[住所]岐阜県下呂市湯之島190-1
[電話]0576-25-2048
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩15分
湯めぐり手形利用可能時間:18時〜20時、土12時〜14時
『中華そば まるなか』
[住所]岐阜県中津川市太田町2-6-35
[電話]0573-64-2250
[営業時間]11時半〜14時、17時〜22時 ※金・土は〜翌3時
[休日]不定休
[交通]JR中央本線中津川駅から徒歩3分
撮影・取材/永谷正樹
※2023年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。