長い酷暑が落ち着いて、やっと訪れた秋。温泉が恋しくなる頃でしょう?旅館や公衆浴場で湯に浸かってホッ、そのあとはおいしい料理と酒での〜んびり。そんなゆるりとした時間を1泊で過ごす「湯とメシの旅」を、東京から行きやすい温泉地でご提案。お好みの場所へ、日帰り、あるいは1泊でお出かけください。今回は、「日本三名泉」に数えられる岐阜県の下呂温泉を、愛知県在住の『おとなの週末』ライター・永谷が突撃。「湯めぐり手形」を使い、旅館の温泉をめぐりました。合間に温泉街で飛騨グルメを探索。絶品の味もご紹介します。
脚はポカポカ、口はひんやり温玉ソフト
JR名古屋駅から特急「ワイドビューひだ」で下呂駅まで約1時間半。そのアクセスの良さから、東海地方のみならず関東や関西からも多くの客が訪れている。
さて、今回は加盟旅館15軒の中から3軒のお風呂が楽しめる「湯めぐり手形」を使ってお風呂を堪能し、温泉街のグルメも満喫しようと思う。
まず、向かったのは、江戸時代の文化元(1804)年創業の『下呂温泉 山形屋』。ここのお風呂、とくに内湯がメチャクチャ広い!手足を思いきり伸ばしてリラックス。あ〜、極楽♪
湯上がりに温泉街を歩いていると、『下呂温泉足湯の里 ゆあみ屋』の前に大勢の人が。皆、足湯に浸かりながら名物の「温玉ソフト」を頬張っている。私もやってみると、脚はポカポカなのに、口の中はひんやり。このミスマッチが面白い。
『下呂温泉足湯の里 ゆあみ屋』温玉ソフト 470円
『下呂温泉 山形屋』
[住所]岐阜県下呂市湯之島260-1
[電話]0576-25-2601(受付10時〜18時)
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩13分
湯めぐり手形利用可能時間:12時〜20時 ※土、連休等は〜15時
『下呂温泉足湯の里 ゆあみ屋』
[住所]岐阜県下呂市湯之島801-2
[電話]0576-25-6040
[営業時間]9時〜18時半 ※変動あり
[休日]不定休
[交通]JR高山本線下呂駅から徒歩8分