ちくわパンは札幌の人気店「どんぐり」発祥の惣菜パン
コロッケ、ハムエッグ、明太子…人気のおかずの多くは、惣菜パンとして商品化されています。皆さんのおススメ商品は何でしょうか?個人的なお気に入りは断然「ちくわパン」です(北海道出身です)。
ちくわパンは札幌市を中心に店舗を構える人気パン店「どんぐり」発祥の惣菜パンです。特長としてはそのものズバリで、ちくわがもっちりとしたパン生地に包まれています(どんぐり以外のパン店の商品では、ちくわがパンの上に乗っているものもあります)。「なぜちくわなのだ?」と思う方も多いでしょう。商品誕生のきっかけはお客さんから「お弁当に入っているちくわをパンにしたら面白いんじゃない?」と言われたことに由来するそうです(「どんぐり」公式ホームページより)。
どんぐりのちくわパンは、かつて北海道に住んでいた頃に自宅から札幌へ出かける際に、よくいただいていました。ちくわパンはもっちり生地のパンに、プリっとしたちくわとツナサラダが絡み合う三重奏!たまらない旨さがはじけます。この美味さ、もしや悪魔的なカロリーなのか?と調べてみましたが、293キロカロリーと、一般的な総菜パン(セブンイレブンで発売する「コクと旨味のカレーパン」が287キロカロリー)の値と言っていいでしょう。
・北海道のご当地パン「ちくわパン」 地元人気店「どんぐり」の商品は星野源も大好物!
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群馬・沼田の老舗「フリアンパン洋菓子店」の大ヒット商品
群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家(ち)」には、店頭に並ぶと、その日のうちに完売してしまう人気商品があります。沼田名物「みそパン」です。
東京・銀座のぐんまちゃん家で購入できるみそパンは、1949(昭和24)年創業の群馬県沼田市のパン屋「フリアンパン洋菓子店」の看板メニューです。発売以来、半世紀にもわたって地元で愛されてきたロングセラー。近年はメディアで紹介されたほか、ネット通販でお取り寄せもできるとあって、県外にも熱心なファンがいます。
群馬県の名物に「焼きまんじゅう」(味噌まんじゅう)があります。「薄い素まんじゅうを竹串に差し、砂糖や水飴などで甘くした濃厚な味噌だれをつけて火に炙ったもの」(沼田市観光協会のホームページより)。この郷土食の味噌をパンに使えないかと考案されたのが、みそパンでした。
みそパンは、ご当地パンとしていろんなお店がメニューとして出しています。フリアンパン洋菓子店のみそパンは、焼きあがった特製のソフトフランスに、特注のみそと砂糖を配合した秘伝のみそだれをシンプルにはさんだだけ。甘じょっぱいクセになる味が多くの人の心をとらえてきました。
・店頭に並ぶと完売必至!沼田名物「みそパン」は甘じょっぱさがたまらない
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