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心躍らせる食堂かつも見逃すな!

池「やっぱりとんかつってみんな大好物の国民食だよな。俺は食堂のかつを担当したけど、敷居が高くなく、なんなら他の料理と一緒に楽しめるのがいいんだよね。

地元の人、町の人に愛される食堂で、とんかつはもちろん揚げ物全般が上手で、さらに居心地もよくて、またときどき来たいなと思ったのは『丸幸洋食店』だな。あと『涼庵』の巨大カツ丼は衝撃だった。厚みもすごいけどめちゃくちゃ柔らかい」

菜「とんかつをいろんな料理のトッピングにできちゃうのも食堂の楽しさだよね。ああ、スパイスがシャープな『動坂食堂』、昭和な黄色いカレーの『キッチンきらく』、どちらのカツカレーもすぐにでも食べに行きたい」

『キッチンきらく』手打ち黒豚カツカレーライス 1970円 自家製ルウに鶏や和風ダシを加えたカレーはシンプルな味わいながらも深みがある

池「いいね。それなら俺は『あゆた』の“ふわとろオムドライカレー”にかつトッピングを推すぜ。もう皿の中が夢のコンボって感じなわけよ」

肥「今月食べ過ぎて、とんかつとはしばらく距離を置こうとしてたけど食堂のかつ、気になる〜」

池&菜「でしょう?」

戎「あの〜、すみません」

菜「どうした、キャベ男?」

戎「もう、キャベ男でいいです。僕、思うんですけど、とんかつって多くの日本人にとってご馳走なんですよね。とんかつを食べに行くと決めた時の高揚感って他の料理よりも不思議と強い気がするんです。向かってる時のワクワクした気分も含めて楽しんでもらえたら、胃袋を酷使して闘い続けたかいがありますね」

文/菜々山いく子、撮影/西崎進也(キッチンきらく、ひとみ)、小島昇(とんかつ さくたろう)

2024年3月号

※2024年3月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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