毎日仕込みで使う手羽先の量は400羽分!鶏の風味炸裂の塩ラーメン
着丼とともに鼻孔をくすぐるスープの香り、ひと口飲めば身体の隅々に旨さがしみわたり、麺をすすればじ〜んわりと口福が訪れる。至極のラーメンが、胃と心を満たすことでしょう。 今回は塩ラーメンのおいしい店を調査。新しい三ツ星店を一挙にお届けします。五臓六腑にしみわたる一杯をどうぞご賞味あれ。
【『らぁめん ご恩』 @東京・野方】ひと口目のスープで、きっと恋に落ちる
スープをすすった瞬間に、ふくよかな鶏の風味が炸裂。圧倒的な旨みに一瞬で引き込まれてしまう。聞けば、スープの材料は国産鶏の手羽先と水のみ。「それだけで、どうやってこの“鶏感”を?」と驚かされるが、店主曰く「肉と骨、髄を豊富に含む手羽先は、鶏の旨みを最もストレートに引き出せる部位」だそう。
毎日仕込みで使う手羽先の量は、なんと400羽分。それも、髄が出やすいよう手作業でひとつずつ骨をカットし、濁らないよう丁寧に7時間煮出している。これだけ手間暇をかけて、作れるスープの量はたった60杯分だなんて。そりゃあ、旨みが濃縮されているわけだ。
タレは、まろやかな味わいの塩ダレ。日高昆布や干しエビのダシが忍ばせてあり、複層的な旨みや甘み、深みが、鶏のダシを見事に引き立てる。おかげで、帰り道まで口の中が鶏の余韻でいっぱい。その幸せたるや。
※記事の全文は、下記のURLから読めます。
・東京の三ツ星ラーメン新店「塩編」あふれる鶏の旨み、羊の背ガラも!厳選5軒(2023年2月公開)
https://otonano-shumatsu.com/articles/294812
あのグルメ本にも紹介された北海道・知床の人気ラーメン店
北海道どさんこプラザは、北海道のアンテナショップ。北海道の名産を数多く扱っており、有楽町店など東京都内をはじめ各地に計6店舗を展開しています。
そのホームページ(HP)を眺めていると、「どさんこプラザ各店 今週のおすすめアイテム」欄に、有楽町店からのおすすめとして、美味しそうなラーメンの画像とともに「札幌市〈森住製麺〉『北海道ラーメン知床 波飛沫(とんこつ塩味)生麺』」という一文が。紹介文には「世界的グルメ本にも掲載された知床ウトロの人気ラーメン店『波飛沫(なみしぶき)』」とあり、「人気ラーメン店『山頭火』出身の店主が作り上げるコク深い豚骨スープが特徴のとんこつ塩ラーメン」と続きます。
「世界的グルメ本」とは、どうやら、あの「ミシュランガイド」のこと。その北海道版のビブグルマンに選ばれたというのです。ビブグルマンには、星は付かないもののコスパがよくて良質な料理が提供されているお店が選ばれます。
ミシュランが認めた味が、自宅で楽しめるわけです。これは、買うしかありません。早速、有楽町店を訪れました。しかし、ラーメンの棚を探しますが、見当たりません。
店員さんに尋ねると、「昨日、売り切れちゃいましたね」。え?
2020年12月14日に発売されたばかりの新商品。早くも人気のようです。ラーメンの棚には他にも気になる商品が並んでいます。そちらにも食指が動きましたが、ここは初志貫徹です。聞けば、近日中に入荷とのこと。実際には、2日後に手に入れることができました。
乳白色のスープが食欲をそそります。まずは、スープを口に運びます。口の中で濃厚な味わいが広がります。コクがあって、深い。
次に麺をすすります。麺は細過ぎず、太過ぎず。ちょうどいい塩梅です。少しちぢれていますが、食べた感じはストレートに近い印象。スープによくからみます。のどごしもいい。うん、これは、うまい。
北海道どさんこプラザのHPには「とんこつ塩味」と書いてあり、商品棚にも「とんこつ塩ラーメン」の表記があります。ただ、パッケージには目立つところに「豚骨」や「とんこつ」の文字は見えません。裏面の原材料名の欄に「ポークエキス」「豚骨エキス」の表記があるだけです。
「とんこつ」の印象でスープをすすると、ちょっと意外に感じるかもしれません。臭みはほとんどなく、とんこつを想起させる要素としては、前述した乳白色とマイルドな味わいぐらい。この旨みはとんこつや塩が中心なのでしょうけど、なんとも洗練された味です。パッケージに「とんこつ」と書かれていない理由がなんとなく飲み込めました。
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・波飛沫塩ラーメン、売り切れ……待ったかいアリの味(2021年2月公開)
https://otonano-shumatsu.com/articles/235013
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