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【酒場にも良店あり!】

『サ嘉ダチ』

連日満員御礼!とにかく魚が旨い立ち飲み酒場

扉を開ければ、うなぎの寝床のような店内にすし詰めの客、客、客。夜の新富町において人口密度1位は間違いなしにこの店だ。

やって来る理由、それはとびきり旨い魚を味わえるから。なにしろオーナーが毎朝豊洲に足を運んで目利きしているから、その質の高さは折り紙つき。切り口がピンと立った刺身は見た目からも鮮度の良さが伝わってくる。

刺身おまかせ5種盛り 1080円

『サ嘉ダチ』刺身おまかせ5種盛り 1080円 この日はカンパチにヒラメ(エンガワ付き)、アジなど。鮮度も脂のりも抜群だ。日本酒の揃えは定番酒のほかにその時々の銘柄が4~5種と充実

さらに調理を引き受ける店長の畠中さんは前職が名だたる高級ホテルの板前で、煮物や揚げ物、野菜の小鉢なんかの一品料理もきちんと手間ひまかけた丁寧な味。ちょっと一杯のつもりがつい長っ尻になるのもやむなしだ。

しかもお値段は料理も酒も立ち飲みらしい庶民派価格とくれば、そりゃあ誰しも来たくなるはず。

『サ嘉ダチ』

[住所]東京都中央区新富1-3-10 桑原ビル1階
[電話]03-6222-8676
[営業時間]17時~23時(フード22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]日・祝 ※土は不定休
[交通]地下鉄有楽町線新富町駅3番出口から徒歩4分

『焼き鳥 義常(よしつね)』

技が光る焼鳥と充実の一品料理で気軽に一献

ネタケースに並ぶ串に思わず目を奪われた。焼きにムラが出ないよう、整然とサイズを揃えて串打ちされた端正な姿だ。そんな実直な仕込みを日々行なうのが、地元生まれ、地元育ちの店主・高倉さん。開店から今年で14年目と、店にもちょうど脂がのってきた頃合いだ。

焼き鳥コース 1848円

『焼き鳥 義常(よしつね)』焼き鳥コース 1848円 モモ、レバー、つくね、ササミ、ハツ、砂肝、うずらの7本と鶏スープが付く。鶏は基本的にその日の朝に締めた山梨の「健味どり」を使用。甘さを抑えたタレの味もいい塩梅

高倉さんの技が特に光るのは、紀州備長炭による火入れ。近火の高温で朝締めした新鮮な身の水分を閉じ込めるように焼き上げる。熱々をすぐさま頬張れば、口中は濃い旨みの肉汁でいっぱいに。

さらに焼き物以外のつまみも充実しており、定番のとりわさから、串の合間にうれしい野菜の小鉢、酒のアテと気の効いた品揃え。大衆酒場のような気軽な風情の中、じっくり腰を据えて飲みたい1軒だ。

『焼き鳥 義常(よしつね)』

[住所]東京都中央区入船3-3-12
[電話]03-3551-2255
[営業時間]11時半~13時、17時半~23時(フード22時LO、ドリンク22時半LO)、土17時~22時(フード21時LO、ドリンク21時半LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄有楽町線新富町駅7番出口から徒歩1分

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静寂の先に喧騒が待つ 美味をもとめて向かう街...
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おとなの週末Web編集部
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