約10種の変わりもんじゃは想像を超える旨さ 『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』のもんじゃはポルトガル料理店の料理人が考案 

レモンじゃ 1320円 唐辛子と焦がしニンニクの奥深い風味が後を引く。鉄板の奥で作ってくれる“煎餅”はパリパリでつまみに最適

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・富ヶ谷のもんじゃ焼き店『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』です。 料理人の遊び心が生んだワインに合うもんじゃたち 本気の遊び心を体…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・富ヶ谷のもんじゃ焼き店『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』です。

料理人の遊び心が生んだワインに合うもんじゃたち

本気の遊び心を体現したような店である。

たとえば「レモンじゃ」。紫キャベツ、セロリ、長ねぎ、ニンニクなどが入った生地を手早く焼き、仕上げにすり黒胡麻と瀬戸内レモン果汁をかける。香ばしさの中にあるやさしい酸味が白ワインによく合う!

考案したのはポルトガル料理店も営む料理人の佐藤さん。もんじゃ好きがこうじて同店を開いたが、そのメニュー作りから伺える本気度たるや。

レモンじゃ 1320円

『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』レモンじゃ 1320円 唐辛子と焦がしニンニクの奥深い風味が後を引く。鉄板の奥で作ってくれる“煎餅”はパリパリでつまみに最適

生地は緑豆粉を配合することでパリッと感を持続させ、香りに癖をつけるためにセロリやニンニクを入れ、糖度の高い紫キャベツを使うなど味の組み立てが驚くほどロジカルなのだ。

そのほか各国料理のエッセンスを取り入れた変わりもんじゃは約10種類。なんじゃこりゃと笑いつつも、ひと口食べるとその味に唸ること間違いなしだ。

『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』

東京・富ヶ谷『おそうざいと煎餅もんじゃ さとう』

[住所]東京都渋谷区富ヶ谷1-9-22 富ヶ谷AIUビル1階
[電話]03-6804-9703
[営業時間]12時〜15時(14時半LO)、17時〜23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄千代田線代々木八幡駅1番出口から徒歩2分

2024年5月号

撮影/浅沼ノア、取材/藤沢緑彩
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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