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築地は中心部を離れ“らしさ”を満喫

菜「築地も観光客だらけでしょ?ちょっと前に行ったら人の多さに酔った(笑)」

池「かつて築地場内でバイトしてたこともある身としては馴染みがありつつ、様変わりが心配でもあったわけ。昔は市場の仕事終わりとか、仕入れに来た人が寄るような早朝からやってる店がたくさんあった。ま、でも場外市場については、だいぶ雰囲気は変わったけど、今やインバウンドの復活で午前中から大混雑ですれ違うのも厳しいくらい」

戎「落ち着いて食事を楽しめる店って少ないですか?」

池「いやいや、波除稲荷神社から横に伸びる通りあたりまで行くと、築地らしい良い店があるんだな。今回紹介してるとこだと、路地を少し入った『多け乃』とか『てんぷら黒川』がその例。素材は一流、でも銀座だったらこんな価格ではちょっと無理って店があったりしてね

戎「築地は中心部から離れるってのがポイントですかね。あと今回ランチや喫茶店も巡ってましたよね?」

池「うん、魚介は好きだけど、寿司や海鮮丼はもういいやという人向けに、それ以外でランチで魚介をおいしく食べさせてくれる店を探した。鉄板焼きの『Kurosawa』は知っておくといいと思うよ。古民家造りで、まさしく銀座の奥座敷という雰囲気。特別感も味わいながら楽しめるかな」(築地のランチについて、詳しくはこちら)

『鉄板焼 Kurosawa』ランチAコース 3200円の一部(+660円でガーリックライスに変更可) 本日の鮮魚のソテー(または岩手県産黒毛和牛ステーキ100g) 真鯛は身と皮が別々に焼かれ、皮目はパリッ。仕上げのソースは塩昆布のタプナード。黒オリーブやドライトマトも生きている

菜「喫茶店も気になる〜」

池「でしょう?あまり知られてない昔ながらの店や甘味処があってそちらもかなりおすすめ。場外でも一番古い『喫茶マコ』は名物の海鮮雑煮が旨いのよ」(築地の喫茶店について、詳しくはこちら)

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おとなの週末Web編集部
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