『しみる 丸の内』の鶏ダシは旨みの塊!「鶏串おでん」と名物フルーツサワーで乾杯

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・丸の内の居酒屋『しみる 丸の内』です。 昨今注目の鶏ダシで味わう しみしみの串や種 おでんのダシといえば、昆布や鰹が定番。だが昨今…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・丸の内の居酒屋『しみる 丸の内』です。

昨今注目の鶏ダシで味わう しみしみの串や種

おでんのダシといえば、昆布や鰹が定番。だが昨今、この常識に捕らわれずに人気を博す店が増加中だ。

ここ『しみる 丸の内』は鶏ダシおでんが評判で連日満席の盛況ぶり。親・若鶏のガラや手羽元、野菜を10時間以上かけて煮込み、あごダシ&博多味噌を加えて完成する鶏ダシは旨みの塊で、これがしみた大根だけでもお酒が進む滋味深さだ。

しみる鶏だし おでん(極み 濃厚玉子 286円、こんにゃく 286円、大根、厚揚げ 各319円、秋茄子 429円)

『しみる 丸の内』しみる鶏だし おでん(奥)極み 濃厚玉子 286円、(手前の皿、左から)こんにゃく 286円、大根、厚揚げ 各319円、秋茄子 429円) 鶏ダシはそれだけで飲めるほどに旨みの凝縮感あり

それと双璧をなす人気“おでん”が、「鶏串煮込み」。焼鳥のようなルックスで、一見おでんらしくはない。しかしこの串、鶏ダシで煮込まれたもので、れっきとしたおでん。せせりやささみなど、部位ごとに火入れ温度や時間、味付けを変えて提供するため、実に手の込んだ一品なのだ

そしてモモやぼんじりは、味噌を付けてサーブ。おでんのルーツは田楽ゆえに、理に適った味といえよう。この味噌が酒を呼ぶこと。名物のフルーツサワーで喉を潤おしたい。

『しみる 丸の内』

『しみる 丸の内』

[住所]東京都千代田区丸の内1-7-3
[電話]03-6256-0888
[営業時間]16時〜23時(フード22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]日、年末年始
[交通]JR中央線ほか東京駅丸の内北口から徒歩3分

おとなの週末2024年6月号は「みんなの町パン ランキング」

2024年6月号

撮影/西崎進也、取材/岡野孝次
※2024年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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