美味しいほっけの見分け方
生のほっけを手に入れることは難しいため、ここでは干物の選び方を紹介します。
真ほっけは、身に弾力があり楕円形に近い形のものを選びましょう。しまほっけは、サイズは大きめで、身厚で身に弾力があるものを。いずれも背中の部分がグッと広くなっているものが美味です。
また、お腹の皮の部分が黄色または、赤っぽい色をしているもののほうが脂ののりが多めです。
脂が酸化したものは脂臭さが際立つうえ体にもよくないため、スーパーなどで購入する場合は、真空パックされたものを選ぶのがおすすめです。
真空パックではないものの場合は、乾燥していないものを選びましょう。できればすぐに食べ切るのが理想ですが、食べ切れない場合は冷凍保存を。
真空パックではないものも同様ですが、パック内に水分(ドリップ)が発生しているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
ほっけの注目栄養素
ほっけには、カリウム、カルシウムなどのミネラルが含まれます。とくにカリウムはとりすぎたナトリウムの排出を促す作用があるため、塩っ辛いものが好きな人には必須の栄養素です。
また、ナイアシンというアルコールの分解を促す栄養素が豊富に含まれていることも注目点です。こういったことから、お酒のつまみにぴったりの魚といえるでしょう。
とはいえ、生のほっけなら問題がないのですが、干物は塩分が多いのがネックです……。干物の場合は、1尾食べるのは塩分過多になる可能性があるので、半身くらいにしておくのが無難です。
↑上記にそのほかの「旬食材」をまとめていますので、ぜひご覧ください。