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2年連続のテーマ・インスタントラーメンで高得点が!

第1試合は「インスタントラーメンに革命を起こせ!」。対決するのは、フレンチの吉岡翔太さん、ジャンルレス・その他の山下泰史さん

ルールは、袋に入っている麺と粉末スープの使用が必須。どんな革命的なインスタントラーメンが生まれるのでしょうか。

「しじみラーメン」を選択した吉岡シェフが作るのは「ぬかヨーグルト ナッツ薫るラーメン」。福井県にある実家の民宿『よしおかや』のへしこ(サバのぬか漬け)から着想を得ていて、ラーメン、乳製品、発酵の相性の良さを活かしています。

吉岡翔太シェフの「ぬかヨーグルト ナッツ薫るラーメン」
吉岡翔太シェフの「ぬかヨーグルト ナッツ薫るラーメン」

「ぬか漬けのナッツっぽい香りを生かしたラーメンを作りたい」という思いをのせた一杯を審査員が食べると、司会席にまで香りがふわり。そして、麺をすする音が静寂を包み込みます。

開口一番「大好き!」と声を上げたのが、上沼さん。「コンビニで売ってたら1500円出します」と絶賛しました。

厳しい意見が多いGACKTさんも「正直すごくおいしいと思いました」と口を開き、「塩味、酸味、そこから交互に想像できない食感がやってくる」と、食感の楽しさにも触れました。

ラーメン界の革命児・中村シェフも「体にやさしく感じるところに革命を感じた」と評判も上々です。

対する山下シェフが手掛けるのが「はまぐりと羊のラーメン」。「稲庭中華そば」がベースのこちらは、本来トッピングなどで味変するのがラーメンですが、ただ食べ進めるだけで味変すると言います。

山下泰史シェフの「はまぐりと羊のラーメン」
山下泰史シェフの「はまぐりと羊のラーメン」

まずはスープだけでひと口。具材と麺、最後に仔羊の旨みが溶け出したスープを食べてください。と言う通りに食べ進めていく審査員。ここでもまた、いい香りが司会席にまで届きます。

採点の結果、神田シェフ、関谷シェフが20点満点をつけるなど高得点をマーク。見事昨年の雪辱を果たし、決勝進出を果たしました

「文句のつけようがない」と神田シェフが話せば、関谷シェフは「はじめて満点をつけました」とコメント。「はまぐりとラムを使ってラーメンを作る発想が思いつかない。味の移り変わり、旨みと香りが丼の中で爆発していた。もうちょっと食べたいのに我慢しました」と大絶賛でした。

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編集部えびす
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