北海道の菓子メーカー、道南食品は、2024年9月3日(火)、北海道エリア限定のお土産商品として「北海道 生食感チェルシーバタースカッチ味」を新発売します。
明治の看板商品だったチェルシー!! CMもおなじみ
1971年から明治で製造されていたチェルシーですが、2024年3月に生産を終了したことが話題になりました。
チェルシーといえばCMの印象も強い商品。小林亜星さん作曲、安井かずみさん作詞の曲「チェルシーの唄」は20組を超えるアーティストに歌い継がれました。「あなたにも『チェルシー』あげたい」というフレーズ、メロディーとスコットランドの伝統をイメージさせる少女が登場する発売当時のテレビCMを覚えている方は多いのではないでしょうか?
明治グループ会社の道南食品が製造販売を担う。「サイコロキャラメル」も受け継ぐ
チェルシーの生産を終了した明治ですが、長い歴史のあるこのロングセラーブランドを、何とか形を変えてでも継続できないかと、模索を続けていたといいます。
「北海道だけで出会える特別なおいしさ」のお土産商品として、原料供給地の北海道にあり、高温で煮詰めることができるキャラメル設備を持つ、明治のグループ会社である道南食品が受け持つこととなりました。ちなみに同社では同じく明治の看板商品だった「サイコロキャラメル」の製造販売も行っています。
チェルシーは主原料にバター、クリームなどの乳製品と砂糖などの糖原料を高温で煮詰めて作っています。そこで、「北海道の優れた品質の乳製品と北海道のビート糖で作ったら特別なチェルシーができるのではないか?」というところから特別なチェルシーの開発がスタート。新技術を活用して「北海道 生食感チェルシー」は生まれました。