雑司ヶ谷『おにぎり・とん汁 山太郎』
【待ち時間】165分/33組:整理券使用で並ぶ必要なしに(整理券配布は土・日のみ)
おにぎりはほぐれ具合、量の多さ、具材とのバランスが絶妙。さすがの旨さだ。
さて、開店当初は50人近く並んでいたのだが、土曜も開店直後となると並んでない!?と思いきや、タブレットで登録し整理券をもらい、並ぶことなく待つシステムに。様式は変わってもかなり待つのは変わらず…。
安くておいしい。+αが行列を生む
『おとなの週末』編集・戎(以下戎):コロナ禍による規制がようやく緩まり始めました。かつてと同じにぎわいは難しいかもしれないけれど、それでもホッと胸を撫で下ろしている飲食店関係者は多いです。
編集・武内(以下武):それは、僕らお客側も同じで、ようやく気兼ねなく行列に並ぶことができる。というか、取材に出かけた先に行列を見つけ、みんな、積極的に“おいしい生活”を楽しみたかったんだなあと痛感しました。
戎:で、寒いなか並んでみたと?
武:覆面・実食調査がモットーですから!今回は、ここに行列があったんだ!?と改めて知った店を中心に食べてきました。
戎:で、どうでした?
武:詳しくは上にまとめてますが、不景気の足音が大きくなる中で、安くておいしいはマスト。そこに“高級店のような雰囲気”まで楽しませてくれるのが『まきの』さん。ネタひとつから頼め、昼からお酒もOK なのも◎。そして“量が多い”のが『ジンコック』さんと『うちたて家』さん。どちらも食べ応え満点で、店を出た後、漫画のようにお腹を抑えながら歩くことになります。でもって、安い&旨いに“付加価値”が付いていた店が『さぼうる』。
聞けばコロナ禍が収まったことに加え、アニメ『邪神ちゃんドロップキック』の聖地巡礼の人も多く、土曜日は開店直後から夕方まで行列が途絶えないそう。聖地巡礼パワー、恐るべし!逆に行列がなくなっていて驚いたのが『山太郎』さん。忙しさでご主人が倒れた?とか心配してたら、タブレットで予約を管理しているだけでひと安心。ただ、待ち時間が自由になると近くの喫茶店でケーキとか食べちゃいそう(笑)。
戎:だから、いろんな数値が高くなっちゃうんですよ!