毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します！今回は、肥田木奈々編。7月号（6月発売）の取材を行っていた5月は、飲んでるね、食べてるね。つくづく世のヘルシー志向とは程遠い生活。そろそろ自分を労わろうかな。でもこれだけ暴飲暴食できるってことはそこそこ健康？うん、これでいいのだ。
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毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します！今回は、肥田木奈々編。7月号（6月発売）の取材を行っていた5月は、飲んでるね、食べてるね。つくづく世のヘルシー志向とは程遠い生活。そろそろ自分を労わろうかな。でもこれだけ暴飲暴食できるってことはそこそこ健康？うん、これでいいのだ。
事実はひとつ、考え方はふたつ。改めて噛み締める1カ月
×日：6月号の町パン特集を校了し、家で晩酌。右手にサントリー「タコハイ」（最近よく飲むんです）、左手でお腹のハミ肉をポリポリ掻きつつテレビをボーッと観ていたら、GWお出掛け特集が始まった。そういや最近、観光っぽいこと全然してない！思い立ったが吉日。茨城「国営ひたち海浜公園」など花の名所を巡るバスツアーを予約。晴れますように。ずえったいに。
×日：ツアー当日、どしゃぶりだった。泣いても笑っても雨なんだから楽しまなきゃソン。時折暴風雨となる中、必死に観賞。夜は東京駅改札内『北出TACOS』で反省会。自家製トルティーヤに牛肉やらたっぷり挟んで1杯、いや数杯。おいしくて楽しくてビール、ワイン、テキーラ……数えたのは5杯目まで。終わり良ければすべてOK。
×日：長年愛するバー『銀座ロックフィッシュ』へ。先客がいた。ライター池田さんだ。実は町パン試食会の時に池さんとロックフィッシュの話になり、行きた～いという編集戎クン＆ライター市村さんも一緒に飲む約束をしたのだ。キンキンに冷えた名物ハイボールが胃に沁みるぅ。2杯目を頼んだ時に戎クン、3杯目で市村さんも合流。念のためお伝えするが、ここのそれはサントリー角瓶43度ダブル＋強炭酸＋氷なし。4杯も飲むと結構酔う。例えば目を糸のように細めれば色白の戎クンがウエンツ瑛士に見えるほど。3時間飲み、ウエンツ戎と池さんと門前仲町に移動。2軒はしご。
×日：蒲田のモツ焼き『いとや』へ。鮮度抜群のモツ焼きはもちろん、チーズ入りマカロニサラダと酢豆腐もテッパン。ご機嫌で帰宅中……やっちまいました。ハイ、すってんころりん奈々です。 よくわからん段差に引っ掛かって道路にダイブ。膝と手の平の皮膚が見事にベロンとずる剥けに。肥田木の味方、キズパワーパッドを5000円分購入。傷も懐も、イタタタタタ……。
×日：門仲で2軒撮影後、日本酒の立ち飲みをひとりでリサーチ。その後、戎クンと小島カメラマンと2軒リサーチして計5軒で飲食。すると向こうから見覚えあるクマのシルエット……編集武内じゃないの！忘れてた、さっき酔った勢いで呼び出したんだった。別件リサーチ後のライターいく子ちゃんも一緒に来てくれた。もう1軒行こ～。6軒目はステーキ、パスタと頼みまくり、ワイン数本。終電で仕方なく帰宅。あーあ、7軒目で炒飯も食べたかったのに。深夜、友人から大阪土産にもらっていた『551HORAI』の豚まんで〆。満足。
×日：一部編集部では道に迷うことを「肥田木る」と言ってるらしい。早速、取材先『ベルリンガッチョ・アリメンターリ』まで“肥田木る”。駅近なのにナゼ？それはさておきココは本場イタリアの雰囲気も味も人も魅力的。量り売りの樽ワインとお惣菜をテイクアウト。家でちびちび楽しむつもりが秒でひと瓶が空っぽ。
×日：自販機に現金投入してお茶を買うも、ガチャンと音だけして実物が出てこない。ゆすっても叩いてもウンともスンとも。這いつくばって釣銭口をガチャガチャ覗き込んでたら親子連れが白い目で通り過ぎて行った。釣銭泥棒と思われた？くそぉ。と思うと同時にいいネタになったとほくそ笑むのはライターの性。傷ついても転んでも視点を変えればプラス。そう思うと人生は怖くなくなりますね。壮大なことを思った自販機事件でした。でも150円返して！
文・撮影／肥田木奈々
※2024年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
