“理科の実験”から入ってもいい!!
武「今回紹介したお店はどこも同じ感じでもつを扱っていると思いますよ。」
本「ですね。苦手って言っている友人を連れて行って、生肉に似た部位から勧めて、その感覚を無くしてあげたい。」
輔「男の方だったら、例えば、牛の胃4つや、タンとタン下、ハツとハツ元を食べ比べてみるなんて、ちょっと理科の実験みたいなところから入っても面白いかも。違いをわかって食べるほどに賢くなった気もして。男心、くすぐられます!あと口からお尻まで、もつを食べるって生命大冒険というか、食べ物大冒険だなと思う。他の何より『ありがとう、いただきます』を感じる。」
『スタミナ串焼き 仲垣』しびれ(たれ) 380円、サンドミノ(塩) 450円、ギアラ(塩) 380円、マルチョウ(たれ) 450円、和牛ハラミ(塩) 900円(各1本)
武「わかります!部位によって味や風味が変わっていくのってそういうことですもんね。そして今回取材してみて、どこも大盛況だったことも驚きです。コロナ禍以降、お客さんが戻ってこないと嘆く店も少なくないなか、安くておいしい『もつ酒場』はすごいです。」
本「常連さんで手いっぱいなのでと、久しぶりに取材を断られました。荒川区の『M』、目黒区の『D』。いいお店だったので、残念です。」
輔「僕は取材拒否はなかったけど、ちょっと衝撃的だったのが『安い値段で極上のおいしさを楽しんでもらうのがもつ料理。安く提供できなくなったら店を辞めます』という店主がいたこと。そうは言わないまでも『赤坂(=東京のど真ん中)じゃ、この値段で出せないよ』と笑う店主も多く、きっと同じことを言いたいんだろうなと。」
『レバーランド』白レバー鉄板焼き 440円、白レバーネギ塩のっけ 440円