ベスト3の発表! 1位と2位は接戦に
第3位 「あずきバー」(井村屋)
カチンコチンで有名なこちら。果実じゃないし、まあネタとして混ぜておこうと思ったら、まさかの大躍進!
冷たいおしるこのような味わいでかなりの美味で、もしかしたらウインナーコーヒーのようにクリームを浮かべてもおいしいかも。なんてさらなる味を試してみたくなるポテンシャルも秘めている。
ただ溶けるのに時間がかかるので、小さくカットしてから加えよう。驚きのおいしさでした。
第2位 「SACRE レモン」(フタバ食品)
サワーにした時の甘み、酸味がちょうどよく、飲み飽きしない味わいに。しかもレモンスライス1枚が入っており、氷菓が溶けた時の見目も◎。店で出てきても文句はない。むしろ、メニューにあればナイスアイデアと褒めてしまうだろう。焼きとん、焼鳥、ソース味のもの、居酒屋料理の多くが合いそうだ。
第1位 「ICE BOX 濃い果実氷白桃」(森永製菓)
2位の「SACRE レモン」と最後まで悩んだが、一緒に実験したカメラマンK氏の「うんま! これ、完璧でしょ。おかわりしていいですか?」の姿を引き出したので、こちらを1位に。
溶けると白桃の香りがふわっと広がり、甘過ぎることなく飲みやすい。クラッシュアイス的に広がる白桃というルックスは、プールサイド&デッキチェアに一番似合いそうだし。
先にも書いたけれど、溶かすとそのまま食べる時よりも甘み、香りが少し強く感じる。それを心の片隅に置き、好きな氷菓を買ってきて、あるいは子どもが食べ残している氷菓を使って、炭酸と焼酎の量を加減して、自身好みの氷菓サワーを試してみてください。残暑も厳しそうだし、まだまだおいしく飲めるはずです。
取材/武内慎司 撮影/小島 昇