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受け継がれてきた老舗の妙技を気軽に楽しむ『酒亭 神田新八』@新丸ビル

昭和56(1981)年創業の酒場『神田新八』が本店。旬の素材を生かした生粋の和食で知られるが、ここ新丸ビルの店舗は女性客も多く訪れるため遊び心をプラスした洋風の料理もメニューに並ぶ。

そのひとつが「煮穴子生春巻」。ポテトサラダとクリームチーズで全体をまろやかにまとめつつ、バルサミコやトマトドレッシングを合わせた甘酸っぱいソースでグッと締めるメリハリが心憎い。

トマトの和牛射込み 1080円、煮穴子生春巻 1380円、のどぐろ塩焼き 時価、神亀 1合1150円〜

『酒亭 神田新八』(左手前)トマトの和牛射込み 1080円、(右手前)煮穴子生春巻 1380円、(奥)のどぐろ塩焼き 時価、(ドリンク)神亀 1合1150円〜 和牛のトマトすき焼きをイメージした煮込みはコクのあるダシにトマトの酸味がマッチ。ノドグロは煮物にもできる

そして、本店と同様に外せないのがノドグロの塩焼きだ。長崎の底引きをはじめ、脂のりや身の厚みといった目利きはさすがのひと言。身はふっくらとして、芳醇な旨みがこれでもかというくらい際立つ塩加減が絶妙。

やや値は張るが、この瞬間を体感すれば後悔はしないはず。共に楽しむお酒はすべて純米酒。長い付き合いの神亀酒造が約10種揃うほか、お燗向きの品揃えも圧巻!

『酒亭 神田新八』

[住所]東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディンング5階
[電話]03-3287-3688
[営業時間]11時~14時半(14時LO)、17時~22時半(22時LO)※土・日・祝は~22時(21時LO)
[休日]無休(施設に準ずる)
[交通]JR山手線ほか東京駅丸の内口直結

撮影/小島昇、取材/井島加恵

2024年10月号

※2024年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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