今話題!“ナッシュビル ホットチキンバーガー”とは
「ハングリィ シグニチャー バーガー」は、“ナッシュビル ホットチキンバーガー”というジャンルに組み込まれる。ナッシュビルとは、アメリカ南東部のテネシー州の都市で、 “ホットチキン”発祥の地とされている。
「ハングリィ ジョーズ東京」共同代表者のジェイド・リー(Jade Lee)さんによると、通常のチキンバーガーはスパイスなどで味付けたフライドチキンをバンズに挟むが、「ナッシュビルホットチキンバーガー」は、揚げたチキンを辛みがあるタレに漬けるところが特徴なのだそう。
同店では鶏胸肉を特製タレなどに漬け込み3日ほど熟成させ柔らかく仕上げていて、かなり手をかけて作っている。
「揚げたチキンを辛みのない特製のラー油に漬け込んだら、スパイスパウダーやオリジナルのハングリィソースをかけます。他ではなかなか真似できないユニークな味ではないでしょうか」とリーさんは話す。
ピクルスを本国から取り寄せるこだわり
なお、ピクルスは厚めにカットされパリッとしたナイスな食感で絶妙なアクセントとなっている。メニュー開発に際して、日本産のピクルスはしなしなとしているものがほとんどで、本場の味の再現性が低くなると本国から取り寄せているのだそう。
また、コールスローも味を構築する大切な要素。アメリカのキャベツは硬いから作り置きしておくが、日本産のキャベツは柔らかいので作り置くと水っぽくなってしまうため、提供直前に毎回塩揉みをしている。
店舗のオペレーションとしては大変だろうが、個人的には新鮮な食材を使って、その場で作ってくれるのはうれしいと思ってしまう。