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飯田橋エリアの魅力、風情だけじゃない!味で勝負の店を発掘

戎「そうそう飯田橋エリアはどうでした?」

本「私もあんまり行ったことなくて、どんな雰囲気だろうと思ってたら、とても心地良い“普段使いの街”という感じ。オフィス街のせいかあまり高くない価格帯の店が多い印象かな。焼鳥の『遊』は、コース料理に日本酒約20種類の飲み放題が付いて6500円だから、かなりお得なの。たっぷりいただいちゃった(笑)」

『焼鳥×和酒 遊』おまかせコース4000円

『焼鳥×和酒 遊』おまかせコース4000円の一部(串5本<手前から順に:きも 330円、つくね 420円、もも 420円、ささみの紫蘇巻き 500円、むね 420円>とつまみ:きんかん醤油漬け 230円)※値段は単品の場合 (ドリンク)Amuse 飲み比べできる日本酒が40数種になるプレミアムコースは、7500円。「Amuse」は「仙禽」醸造の同店のオリジナル銘柄。さわやかな酸味が焼鳥に合う!

肥「それは酒飲みにとってはめちゃくちゃ高コスパじゃん。一方の神楽坂の中心部って、“コスパ悪っ!”って店が多いから最近足が遠のいてるけど(笑)」

武「うんうん、それにメインの神楽坂通りは大手資本系ばっかりになっちゃったし、なんか残念な街になりつつあると思う」

菜「そりゃあ私だって、中心部の担当だって聞いた時、これは店探し苦労しそうだな、って思ったよ」

肥「でしょう。で、ぶっちゃけどうだったの?」

菜「ご想像の通り(笑)。メイン通り沿いのビルの上階にある高級寿司屋の4千円台で食べられるランチに行ってみたら、握りも巻物も崩れていて、初心者かってツッコミたくなったし、予約困難な和食店は、まずくはないけど、旨くもないという中途半端感。とある鴨料理店の鴨は味も香りもないとか。この話題で1時間くらい文句言えそう(笑)」

戎「店の風情はいいけど残念な店がホント多いんです」

肥「やっぱり(笑)」

戎「中心部エリアでいい店があるのは路地裏ですよ。特に熱海湯のある“小栗通り”はツウな店が軒を連ねていますよね」

菜「そうそう。まず『和牛小皿しんうち』でしょ。素材の良さはもちろん、火入れの技によってこんなにも旨さが引き出されるのかとびっくり。そのすぐ先にある『ピーニャ ドーロ』は昨年オープンした新店で夫婦でやってる小さなイタリアン。ほっと落ち着けて居心地いいんだな。こういう店が路地裏にますます増えてくれると、神楽坂がもっと面白くなるんだけど」

『和牛小皿 しんうち』ヒレステーキ(若狭)100g 3600円、牛タンステーキ 2600円

『和牛小皿 しんうち』(手前)ヒレステーキ(若狭)100g 3600円(写真は200g) (奥)牛タンステーキ 2600円 牛タンとヒレ、どちらも料理長・柳さんの火入れの妙で引き出された素材の旨さを実感できる
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夜だけじゃない、特別感のあるランチも...
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おとなの週末Web編集部
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