全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・田園調布のシャルキュトリーの店『Metzgerei SASAKI(メッツゲライ ササキ)』です。
本場が認めたパテと職人のヴルストを自宅で手軽に
ショーウィンドウにずらりと並ぶパテやヴルスト(白ソーセージ)に胸が高鳴る。パテ類を手がけるのは、パテをパイ包みする伝統料理「パテ・クルート」の世界大会で2021年に優勝した福田耕平さん。
おすすめは、鮮やかな緑色が目を惹く「ジャンボン・ペルシエ」。豚モモのハムとイタリアンパセリのテリーヌだ。旨みがぎゅっと詰まったハムをさっぱりと味わえる。
ジャンボンペルシエ 885円(100g)※テイクアウト価格
「パテはクセが強くて濃厚な味わい、というイメージがあるかもしれませんが、食べやすいものもあるんですよ」と福田さん。本場の味を再現しながらも、彩の良さや食べやすさを日々試行錯誤している。
さらに、ドイツで3年間修業した国家資格を持つ職人“ゲゼレ”が作るヴルストも一級品。現地で朝食として親しまれている「ヴァイス・ヴルスト」は、張りのある皮がプチっとはじけるとふっくらした肉の甘みが口一杯に広がる。
田園調布『Metzgerei SASAKI(メッツゲライ ササキ)』
[住所]東京都大田区田園調布3-1-3
[電話]03-5755-5971
[営業時間]10時~19時 ※イートインは11時~18時(LO)
[休日]火、不定休(10月までは月休)
[交通]東急田園都市線田園調布駅より徒歩1分
■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港」
撮影/西崎進也、取材/芦谷日菜乃
※2024年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『シャルキュトリーって何?フランス人も唸る!この道30年の名手に魅力を聞いた』では、意外と知らないシャルキュトリーとは何なのか、名店の店主に聞いてきました。