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【蕎麦屋】調査を進めていると、太巻を出す蕎麦屋さんを発見。しかも、あの名店でした。落ち着いた雰囲気の中、お昼に蕎麦と合わせて楽しむのもまた一興です。

これぞ関西流、名店の流儀は蕎麦とあわせて『東京 土山人』@池尻大橋

須磨産の海苔に巻かれた太巻を頬張れば、ほろりとほどける酢飯と、食感も様々な具材が混ざり合う。大ぶりのうなぎの蒲焼き、蕎麦ダシ仕立てのだし巻き玉子、ごろりとした本マグロの漬け、敢えてミキサーにかけて細かくしたかんぴょうとしいたけの甘みが、米酢で酸味を立たせた酢飯とのコントラストとなって際立つ逸品だ。

太巻と蕎麦 1680円(平日昼のみ提供)

『東京 土山人』太巻と蕎麦 1680円(平日昼のみ提供) 昼は太巻2貫と季節の小鉢2種、せいろまたはかけのセットも選べる。夜の太巻は半分(750円)と1本(1400円)を提供

一貫でも満足度の高い太巻を、蕎麦とセットにするのが関西の流儀であり、土山人流。挽きたて打ちたてにこだわる蕎麦をたぐってツユの塩気を味わってから、太巻の甘みや酸味を往復するのも当店らしい食べ方である。

和モダンで凛々しい店内は、蕎麦前と酒でくつろぐのに適した雰囲気。和食出身の店長・永濱幸治さんが昆布とカツオ節に入魂する、関西風のダシの味を心ゆくまで楽しんで。

『東京 土山人』

[住所]東京都目黒区青葉台3-19-8
[電話]03-6427-7759
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時半~22時(21時半LO)
[休日]月・月に1度火
[交通]東急田園都市線池尻大橋駅東口から徒歩8分

撮影/小島昇、取材/井島加恵(榎本)、池田一郎(鮨丸)、森田幸江(土山人)

『おとなの週末』2025年1月号

※2024年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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